登山家・渡邊直子のプロフィール!職業や記録は?
2023年9月10日放送のTBS系列『情熱大陸』は、登山家の渡邊直子(わたなべなおこ)さんです。
世界一高い山と言えば、言わずと知れた標高8850メートルのエベレストですが、世界には8000メートルを超える高さの山がヒマラヤ山脈に14座あり、総称『8000メートル峰』と呼ばれています。
どの山も命懸けで登らなければならず、2023年2月時点で達成した人は世界にわずか53人しかいません。
渡邊直子さんは、この8000メートル峰制覇まであと1座に迫っている凄い女性登山家なのです。
そんな渡邊直子さんの素顔と職業に迫ります。
渡邊直子ってどんな人?
渡邊直子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 渡邊直子(わたなべなおこ)
【生年月日】 1981年10月27日
【出身地】 福岡県大野城市
【血液型】 ※非公表
【身長】 156cm
【趣味・特技】 登山
【高校】 福岡県立春日高等学校卒業
【最終学歴】 長崎大学水産学部水産学科卒業、日本赤十字豊田看護大学看護学部看護学科卒業
【事務所】 看護師、登山家
1981年10月27日、看護師である母親の元に生まれた渡邊直子さんは、母親が働く社会福祉施設のキャンプや山登りに3歳から一人で参加するようになりました。
小学生になるとNPO法人『遊び塾ありギリス』に参加するようになり、小学4年生の時に雪山登山を初体験し、中国無人島キャンプやモンゴル草原での乗馬体験を経験します。
これらの経験で精神的にも強くなると、イジメも克服し、さらに、中学1年生の時にはパキスタンで4,700メートルの登山を経験してすっかり山に魅せられました。
その後、「登山とは正反対のことしよう!」と考えて長崎大学水産学部水産学科に進学して韓国済州島で海女の研究をし、卒業後は看護師を目指して日本赤十字豊田看護大学に進学して看護師の資格を取得します。
大学時代も趣味で登山をしていた渡邊直子は、母親と同じ看護師の職業に就くと、給料のほとんどを登山に費やし、『8000メートル峰』制覇を目標に掲げたのです。
家賃がもったいないのでマンションを引き払い、カプセルホテルに宿泊しながらフリーの看護師として働いて、稼いだお金で『8000メートル峰』14座のうち13座まで達成しました。
しかし、最近は若い登山家がスポンサーの資金で迫っており、「負けたくない!」との思いから渡邊直子さんもスポンサーを付けて対抗しています。
登山家・渡邊直子の記録
登山家・渡邊直子さんが達成した『8000メートル峰』の記録は、次のとおりです。
- 2006年 世界第6位のチョー・オユー(8,188m)
- 2013年 世界第1位のエベレスト(8,848m)
- 2014年 世界第5位のマカルー(8,463m)
- 2016年 世界第8位のマナスル(8,163m)
- 2018年 世界第2位のK2(8,611m)
- 2019年 世界第10位のアンナプルナI峰(8,091m)
- 2019年 世界第3位のカンチェンジュンガ(8,586m)
- 2021年 世界第7位のダウラギリ(8,167m)
- 2022年 世界第4位のローツェ(8,516m)
- 2022年 世界第9位のナンガパルバット(8,126m)
- 2022年 世界第13位のガッシャブルムII峰(8,035m)
- 2022年 世界第12位のブロードピーク(8,051m)
- 2022年 世界第11位のガッシャブルムI峰(8,080m)
2023年9月時点で、渡邊直子さんは8000m峰を26回登り、13座の登頂を達成しています。
『8000メートル峰』制覇に、残すは世界第14位・シシャパンマ(8,027m)のみとなっており、コロナ対策で入山規制している中国待ちの状態です。
ちなみに、渡邊直子さんがシシャパンマの登頂に成功すると「日本人女性初の8000メートル峰制覇者」となりますが、今までの達成者が頂上を間違えていたとされており、「世界初・アジア初の女性の8000メートル峰制覇者」になるとされています。
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