染織家・染司よしおか6代目・吉岡更紗のプロフィールと本
2023年4月30日放送のTBS系列『情熱大陸』は、染織家であり、染織工房『染司よしおか』の6代目である吉岡更紗(よしおかさらさ)さんです。
染色家とは、植物や鉱物などから作った染料によって布や紙を染める職業に就く人のことを意味します。
染色家は日本の伝統的な職業であり、昔は天然染料が主流で多くの染色家が活躍していましたが、今では化学染料が主流になり、染色家の数が激減しました。
吉岡更紗さんは、その数少ない染色家のひとりで、由緒ある染織工房『染司よしおか』の家に生まれて家業を継いだ6代目なのです。
吉岡更紗さんの素顔と出版した本、染織工房『染司よしおか 京都店』に迫ります。
吉岡更紗ってどんな人?
吉岡更紗さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 吉岡更紗(よしおかさらさ)
【生年月日】 1977年
【出身地】 京都府京都市
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 ※非公表
【職業】 染織家、染織工房『染司よしおか』の6代目
吉岡更紗さんは、1977年、京都で江戸時代から200年以上続く染織工房『染司よしおか(そめのつかさよしおか)』の家に生まれました。
高校、大学を卒業した吉岡更紗さんは、イッセイミヤケの販売員になった後、愛媛県の西予市野村シルク博物館で染織技術を学び、2008年に実家に戻ります。
そして、染織工房『染司よしおか』の5代目である父・吉岡幸雄氏の指導の下、染色の技術を磨きました。
その5代目であり父でもある吉岡幸雄氏が2019年9月30日に心筋梗塞により急逝したことにより、吉岡更紗さんが6代目に就任。
現在は、工房と店舗の経営をしながら、奈良東大寺二月堂修二会で使用する造り花の染色和紙や薬師寺・伎楽装束の制作など伝統行事に携わり、国宝の復元も行うなど、染色家として活躍中です。
染色家・吉岡更紗の本
吉岡更紗さんは、タマネギの皮やドングリ、紅茶、コーヒーなど、天然染料で染色する方法を解説した本を出版しています。
染色に興味のある方は、試してみると良いでしょう。
染織工房『染司よしおか』の場所・営業時間・定休日
吉岡更紗さんが6代目を務める染織工房『染司よしおか』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | 染司よしおか(そめのつかさよしおか) 京都店 |
---|---|
住所 | 京都市東山区西之町206-1 |
電話 | 075-525-2580 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 水曜日・夏期休暇・年末年始 |
染織工房『染司よしおか』の製品は、絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、紅花の花びら、団栗の実などの天然染料と地下100メートルから汲み上げた伏見の水で染め上げています。
2023年4月時点で、染織工房『染司よしおか』の通販サイトは見当たらず、実際に京都の店舗まで行くしか購入する方法はないようです。
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