金子陽飛が17歳・高校3年生で町内会長になった経緯・理由は?
2023年4月3日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、17歳・高校3年生で町内会長になった金子陽飛(カネコハルヒ)さんです。
みなさんは町内会に加入していますか?
町内会とは、その地域の課題をみんなで協力して解決し、住みやすい環境にすることを目的にする住民自治組織のことを言います。
昔は町内会に加入することが当たり前でしたが、「町内会費を払わなければならない」「総会に参加しなければならない」「一定期間ごとに役員を務めなければならない」などのデメリットがあり、今では町内会に入会しない世帯も珍しくはありません。
そんな状況の中、金子陽飛さんは17歳・高校3年生の時に町内会長に自らの意思で立候補して選ばれたのです。
金子陽飛さんの素顔と町内会長になった経緯・理由に迫ります。
金子陽飛ってどんな人?
金子陽飛さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 金子陽飛(かねこはるひ)
【生年月日】 2003年?
【出身地】 鹿児島県鹿児島市唐湊
【高校】 通信制の『N高等学校』卒業
【職業】 会社経営者、『唐湊山の手町内会』の町内会長
金子陽飛さんは、17歳、高校3年生になったばかりで『唐湊山の手町内会』の町内会長に就任しました。
現在(2023年4月時点)は、町内会長を務めつつ、親戚の会社を引き継いで地域づくりのアイデアを提案する仕事をしています。
金子陽飛が17歳・高校3年生で町内会長になった経緯・理由
金子陽飛さんは勉強が苦手にもかかわらず、父親が鹿児島大学の准教授だからしっかりしなければならないというプレッシャーと、ルールが多すぎる学校生活に耐えられず、中学1年の10月から2年間にわたり不登校となりました。
両親にその理由を伝えたところ理解してくれて、「学校に行け!」とは言われなかったそうです。
しかし、家に引きこもってゲームばかりしている生活に飽き、中学3年生になると週2、3日は学校に通うようになります。
そして、高校は通信制の『N高等学校』に進学し、アーチェリーを始めるなど、少し前向きな生活を始めました。
この時、鹿児島大学の准教授である父親に頼まれ、町内会会議の動画を撮影して欠席者に観てもらうというプロジェクトに大学生たち一緒に取り組むことになり、町内会の存在を意識し始めると、父親に言われて自身が住む鹿児島市唐湊の『唐湊山の手町内会』に家族を代表して参加することになったのです。
こうして町内会に参加するようになった金子陽飛さんは、町内会長を決める会議で誰もやりたがる人がいない状況で「チャレンジしたいです!」と立候補すると、大人たちは一瞬戸惑いつつも拍手で認めてくれました。
当時、17歳・高校3年生でしたが、通信制の高校だったため、学業との両立は問題ありません。
町内会長になった金子陽飛さんは、「住民の能力を最大限に活かすため、家を訪ねて得意なことを聞いて回る」「町内会長の仕事を可視化」で、2022年のマニュフェスト賞『グッドアイデア賞』部門において優秀賞を受賞しました。
通常の任期は1年ですが、その仕事ぶりと実績が認められ、2023年4月時点でも町内会長を任されています。
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