須江航のプロフィール・高校時代!仙台育英学園高校野球部監督
2022年9月18日放送のTBS系列『情熱大陸』は、仙台育英学園高校野球部監督である須江航(すえわたる)さんです。
スポーツ強豪校である仙台育英学園高校を始め、田中将大選手が活躍した駒大苫小牧高校、青森山田高校、盛岡大学附属高校、花巻東高校、秋田商業高校、酒田南高校、日本大学山形高校、聖光学院高校など、北海道と東北地方にも野球強豪校がたくさん存在しています。
しかし、豪雪地帯で冬の練習が限られることもあり、北海道と東北地方の高校が甲子園で優勝することは長い間ありませんでした。
その悲願を達成したのが、2022年夏の第104回全国高校野球選手権大会において、東北勢初の甲子園優勝を果たした仙台育英学園高校野球部です。
深紅の優勝旗が「白河の関」を初めて越えるということで、野球部員と優勝旗が乗った新幹線を撮影するためにヘリコプターまで出動しました。
そのことからも、どれだけ凄いことか分るでしょう。
この偉業を達成した仙台育英学園高校野球部監督・須江航さんの素顔に迫ります。
須江航ってどんな人?
須江航さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 須江航(すえわたる)
【生年月日】 1983年4月9日
【出身地】 埼玉県さいたま市
【身長】 168cm
【趣味】 野球
【特技】 野球の指導
【高校】 仙台育英学園高等学校卒業
【最終学歴】 八戸大学卒業
【事務所】 仙台育英学園高校野球部監督、情報科の教諭
須江航さんは、1983年4月9日生まれなので、現在(2022年9月時点)で年齢は39歳です。
高校2年生の時から野球指導者として活躍し、大学卒業後は中学と高校で教師をしながら野球部監督を務め、全国制覇を成し遂げました。
須江航さんは結婚しており、2児の父親でもあります。
須江航監督の高校時代、そしてサクセスストーリー
須江航さんは小学2年生の時から野球を始め、地元・埼玉県の鳩山町立鳩山中学校を経て、甲子園を目指して野球強豪校である宮城県の仙台育英高校に進学しました。
しかし、全国から猛者が集まる野球部において須江航さんの活躍する場はなく、最初からずっと補欠で、部員の多さもあり、まともに練習する機会もありません。
仙台育英では各学年で1人が選手を辞めて学生コーチにならなければならないのですが、須江航さんは高校2年生の時に誰も立候補する者がいない中、泣きながら「俺がやる!」と立候補したのです。
こうして学生コーチになり、高校3年生の時に記録員として春夏の甲子園でベンチ入りを果たします。
高校卒業後、八戸大学に進学して野球部の学生コーチをしながら教員資格を取得すると、恩師から仙台育英高校系列である秀光中学校を紹介され、野球部監督に就任して全国大会で優勝を果たしました。
そして、仙台育英高校野球部部員が起こした不祥事で前任の監督が引責したことで、須江航さんが1980年1月1日に母校・仙台育英高校の野球部監督に就任し、それから4年8ヶ月後に東北勢初の甲子園優勝を果たしたのです。
もし、高校2年生の時に勇気を出して学生コーチに立候補していなかったら、須江航監督の野球指導者としての才能は開花しなかったでしょう。
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