30年待ち、旭屋・幻の『神戸ビーフコロッケ・極み』!注文方法は?
2022年9月5日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、精肉店『旭屋』の店主で、30年待ちである幻の『神戸ビーフコロッケ・極み』を製造販売している新田滋(ニッタシゲル)さんです。
コロッケは、スーパーやコンビニなどで手軽に安く購入できる総菜として認知されており、1個数十円から購入できますが、旭屋の『神戸ビーフコロッケ・極み』は何と、1個540円もします。
しかし、神戸牛を使っているので原材料はもっと高く、作れば作るほど損をするのです。
しかも、人気が人気を呼び30年待ちの人気商品となってしまったため、止めるに止められません。
30年間以上損することが確定している旭屋の『神戸ビーフコロッケ・極み』に迫ります。
精肉店『旭屋』の場所・営業時間・定休日!『神戸ビーフコロッケ・極み』の注文方法
新田滋さんが経営している精肉店『旭屋』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | 旭屋(あさひや) 本店 |
---|---|
住所 | 兵庫県高砂市伊保港町1-8-13 |
電話 | 079-447-0353 |
営業時間 | 9:30~19:00 |
定休日 | 日曜日、年始 |
『神戸ビーフコロッケ・極み』を購入したい人は、精肉店『旭屋』のウェブサイトをご利用ください。
現在は、冷蔵された『神戸ビーフコロッケ・極み』が5個入りで2,700円ですが、今後も価格の変動があるとのこと。
なお、2022年8月時点で30年待ちとなっています。
30年待てない人は、『神戸ビーフコロッケ・極み』よりも美味しいと評判の『神戸ビーフプレミアコロッケ 10個入り2,700円』がオススメです。
旭屋の『神戸ビーフコロッケ・極み』誕生秘話
兵庫県高砂市の精肉店『旭屋』の店主・新田滋さんは、「多くの人に神戸ビーフを食べてもらいたい!」と思っていたところ、知人に勧められてインターネット販売をすることにしました。
しかし、1999年当時はインターネット黎明期であり、高価な神戸ビーフが売れるとは思えなかったので、「まずは神戸ビーフの美味しさを知ってもらってリピーターを獲得しよう」と考え、『神戸ビーフコロッケ・極み』を開発したのです。
すると、瞬く間に人気になって口コミで広がり、さらに、テレビで紹介されたことで、簡単には購入できない高級コロッケになりました。
『神戸ビーフコロッケ・極み』を作れば作るほど損する理由
『神戸ビーフコロッケ・極み』は、無農薬で栽培した糖度の高いレッドアンデスというジャガイモを使用し、これに神戸ビーフのA5ランク・3歳雌牛を角切りで入れて作っています。
「神戸ビーフの美味しさを知ってもらうため」という理由があったので、最初から損得を度外視しており、『神戸ビーフコロッケ・極み』1個300円に対し、原価700円と、1個売れる度に400円も損していたのです。
その後、原材料費の高騰により価格を上げ、2022年8月時点で1個540円となっていますが、原価1,000円以上なので赤字幅は大きくなりました。
『神戸ビーフコロッケ・極み』が30年待ちの理由
新田滋さんは、人気になった『神戸ビーフコロッケ・極み』を外注して機械で大量生産しようと考えましたが、複数の企業にサンプルを作ってもらったものの、お店の味には程遠い状況でした。
したがって、手作りで1日に200個限定でしか作れません。
そもそも、『神戸ビーフコロッケ・極み』は作れば作るほど損するという問題があります。
その結果、生産量が人気に追い付かず、2016年に13年~14年待ちの状態になったところで、一旦販売を中止しました。
しかし、「長年待っても食べたい!」という意見やクレームが殺到したため販売を再開したところ、その後も注文が続き、2022年8月時点で30年待ちとなっています。
あまりに待ち時間が長いため、購入の番が回って来た時に忘れている人が多く、注文者が亡くなっていたり、詐欺と疑われたり、社員分頼んだ会社が倒産していたり、離婚して一人で食べたり、結婚して家族で食べたりと、さまざまな人間模様があるそうです。
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