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手作りヨットで太平洋1周に成功!安楽英行のプロフィール


ヨット

2022年6月13日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、高1の夏休みに「手作りヨットで太平洋1周します」とホラを吹いたら引くに引けない状況になってしまい、10年がかりで実現した安楽英行(アンラクヒデユキ)さんです。

海洋冒険家の数は極めて少ないですが、キャスターの辛坊治郎さんが2021年8月24日にヨットによる単独・無寄港の太平洋往復横断を達成したり、83歳の堀江謙一さんが2022年6月4日にヨットで世界最高齢となる単独無寄港の太平洋横断に成功したりと、ヨットでの記録が続いています。

安楽英行さんもかつて2人と同じように手作りヨットで太平洋を1周して注目された男性なのですが、その挑戦がウソから始まったというから驚きです。

安楽英行さんの素顔とヨットでの冒険に迫ります。

安楽英行ってどんな人?

安楽英行さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 安楽英行(あんらくひでゆき)

【生年月日】 1956年1月21日

【出身地】 熊本県熊本市

【趣味・特技】 ヨット

【高校】 私立九州学院高等学校卒業

【職業】 『株式会社あんらく』の代表取締役

安楽英行さんは、鳥害対策事業を営む『株式会社あんらく』の代表取締役です。

高校1年生の時についた嘘からヨットを始め、ヨットが趣味になり、「手作りヨットで太平洋1周」という夢を実現させました。

安楽英行が手作りヨットで太平洋1周に成功した経緯

安楽英行さんは地元・熊本県の九州学院高校に進学すると、1971年、高校1年生の夏休みに友達の家で親友のコウジさん・リョウスケさんと熊本日日新聞社の『なんでも相談窓口』に電話して、「高校生3人でバイトを探している」と伝えました。

その際、「何でお金が必要なの」と執拗に聞かれ、安楽英行さんは「(まだいない)彼女とデートするため」と回答することができず、目の前にあった地球儀を見て「手作りヨットで太平洋を1周する夢のためです」と答えます。

すると、熊本日日新聞社が食い付き、紙面を割いて特集されました。

こうして、熊本県で「南太平洋にヨットで行きたい高校生」として注目されるようになった安楽英行さんですが、その夢は実はホラだったというから驚きです。

引くに引けなくなった安楽英行さんは、高校卒業後、兵庫県のヨット製作所に就職して造船技術を身に付けながらお金を貯め、友達2人と共に700万円貯めます。

そのお金で完全自作のヨット『髭号(ひげごう)』を作り、1980年5月に西宮市を出航しました。

台風による大時化に遭ったり、大型船と接触しそうになったり、不審船に接弦されたり、島に衝突しそうになったりと、何度も危機に陥りましたが、何とか全て回避します。

そして、ハワイ経由で目的のひとつだった南十字星を見て、1981年5月に熊本県に到着しました。

高1だった安楽英行さんの嘘から始まったチャレンジは、10年の時を経て達成されたのです。

本『彼方なる南十字星』

『彼方なる南十字星』は、安楽英行さんの知り合いである中小企業診断士の川﨑英樹さんが書いた海洋冒険の本です。

安楽英行さんの実話がベースとなっていますが、川﨑英樹さんが脚色しているので、その点を理解してお読みください。

読者の評価はかなり高くなっています。


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