なにわのエジソン・木原健次のプロフィール!受賞歴と商品化『串抜き皿』
「発明家」と言えばエジソンが最も有名ですが、大阪に「なにわのエジソン」と呼ばれる発明家・木原健次(きはらけんじ)さんがいます。
白熱電球・蓄電池・蓄音機など、数々の歴史的発明をしたエジソンの名前が名付けられているので凄い発明家と思いきや、木原健次さんは珍発明家として有名です。
日本テレビ系列『月曜から夜ふかし』に出演して全国区になり、急須を使わずにお茶を飲む『おちゃっぱー』シリーズでお茶の間を大爆笑させました。
『おちゃっぱー』シリーズは、ホースを長くしたり、ドローンを使用するなどの改良を加えていますが、気管支に熱々のお茶が入ってむせる、ホースが繋がった漏斗が頭の上に落ちてきて直撃するなど失敗を繰り返し、今だに完成していません。
その珍発明ぶりが評価され、何度も『月曜から夜ふかし』に出演しています。
そんな木原健次さんの素顔に迫りました。
木原健次ってどんな人?
木原健次さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 木原健次(きはらけんじ)
【生年月日】 1938年
【出身地】 京都府精華町
【居住地】 大阪府八尾市
【趣味・特技】 発明
【高校】 ※非公表
【職業】 発明家、『旭電機化成株式会社』の特別顧問
木原健次さんは、高校卒業後に大手企業に就職し、経理としてサラリーマンをしていました。
しかし、1978年、40歳の時に『発明入門書 発明は誰にでもできる』を読み、主婦が発明で一獲千金を得たことを知ると、「自分も発明で一獲千金できるのではないか?」と思ったのです。
これをきっかけに賞金が出る発明コンテストに応募するようになり、次々と受賞していきます。
木原健次の発明受賞歴
- 1978年2月 『第1回 サンケイファミリー発明倶楽部懸賞』に応募してロウソクレンタンで5000円獲得
- 1980年 フジテレビの珍発明コンテスト番組で3位入賞
- 1985年 関西のテレビ番組で『青竹踏みスタンプぞうり』が優勝
こうして、木原健次さんは「なにわのエジソン」と呼ばれるようになりました。
なにわのエジソン・木原健次が発明した商品『串抜き皿』
木原健次さんは、40年以上の発明家人生で約5000点の発明を思いつき、約500点を形にしましたが、ほとんどが珍発明です。
そんな中、『串抜き皿』は初めて商品化され、販売数1万5千個と大ヒットしました。
焼き鳥やみたらし団子の串を手を汚さずに抜くことができ、プラスチック製で電子レンジ使用も可となっています。
ご家庭で串料理を食べる機会が多く、その際、串を抜いて食べる方にお勧めです。
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