樹木医・後藤瑞穂のプロフィール!大学、会社、本
2022年5月22日放送のTBS系列『情熱大陸』は、樹木医の後藤瑞穂(ごとうみずほ)さんです。
「樹木医(じゅもくい)」という言葉を始めて知った人も多いのではないでしょうか?
その漢字から想像できる通り、「樹木の医者」を意味します。
人間が病気やケガで医者に治療してもらうように、樹木も病気やケガを負うことがあり、その際に治療にあたるのが樹木医なのです。
全国に樹木医は約3000人いますが、男性が圧倒的に多く、女性は約1割しかいません。
後藤瑞穂は、男性が多い樹木医の世界で活躍しており、「女性樹木医トップの存在」と言って過言ではないでしょう。
そんな後藤瑞穂さんの素顔に迫ります。
後藤瑞穂ってどんな人?
後藤瑞穂さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 後藤瑞穂(ごとうみずほ)
【生年月日】 1968年
【出身地】 東京都生まれ、熊本県玉名市育ち
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 九州造形短期大学デザイン科卒業、放送大学教養学部自然と環境コース卒業
【職業】 樹木医、一級造園施工管理技士、『株式会社木風』の代表取締役社長
子供の頃の後藤瑞穂さんは、まだ女医が少なかった明治時代に医師として無医村で活躍した祖母を尊敬し、さらに、熊本県で造園業を営む父親から「樹木がないと人間は生きられない」と自然の大切さを学びました。
祖母と父親から大きな影響を受けたことで、その後の人生が決まります。
九州造形短期大学デザイン科卒業後、大手の造園建設会社に就職した後藤瑞穂さんは、造園デザイナーとしてハウステンボスの建設やその他の公共施設の設計、個人邸の造園に携わりました。
しかし、デザイン重視で樹木が傷んでいく姿に疑問を抱いたのです。
そんな時、たまたま樹木医という職業の存在を知り、樹木の健康を考えた造園をデザインできるようになるために、子育てしながら勉強して2001年に樹木医の試験に合格しました。
そして、熊本県女性第1号の樹木医となり、同年に父親が経営する『有限会社永田造園』に入社すると、2007年に東京進出のために事務所『木風KOFU』を立ち上げ、2014年に『株式会社木風(こふう)』に法人化して代表取締役社長に就任します。
その間、天然記念樹や歴史的に貴重な樹木の診断治療を多く行い、女性樹木医の第一人者として認知されるようになりました。
音波で樹木の健康状態を知ることができる最新樹木診断機器『ピカス』を日本に初めて導入したのは、後藤瑞穂さんです。
情熱大陸では、後藤瑞穂さんが一番好きな樹木であるデイゴを害虫や病原菌から守るために、奄美大島で奮闘する姿が紹介されました。
樹木医・後藤瑞穂の本
樹木医・後藤瑞穂さんは、『樹を診る女のつぶやき』という本を出版しています。
読者の評価は高いです。
ちなみに、「岡山瑞穂」名義になっていますが、改名前の後藤瑞穂さんの本名なのでご理解ください。
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