松本光平、失明危機！サッカーFIFAクラブワールドカップ出場にこだわる男
2022年3月14日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、サッカーのFIFAクラブワールドカップに意地でも出るために、あらゆる海外チームを渡り歩く松本光平（マツモトコウヘイ）さんです。
以前はTOYOTA主催で、欧州と南米のサッカーNo.1クラブチームが世界一を争うトヨタカップが日本で開催されていましたが、現在は6大陸のクラブチーム王者が世界一を争う『FIFAクラブワールドカップ』が開催されています。
日本のクラブチームは国内試合重視のため、FIFAクラブワールドカップにあまり力を注いでいませんでしたが、最近ではその傾向が変わり、2008年にはガンバ大阪が3位、2015年にはサンフレッチェ広島が3位、2016年には鹿島アントラーズが2位、2018年には鹿島アントラーズが3位になりました。
このFIFAクラブワールドカップに出場するには、レギュラー選手としてリーグ戦等で好成績を収め、その地域のチャンピオンにならなければならないので、かなり狭き門です。
その状況の中、松本光平さんはあえて海外チームに所属してFIFAクラブワールドカップに出場することを目指しました。
度重なるケガに負けずサッカーを続けている松本光平さんの素顔とサッカー人生、FIFAクラブワールドカップ出場結果に迫ります。
松本光平ってどんな人?
松本光平さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 松本光平（まつもとこうへい）
【生年月日】 1989年5月3日
【出身地】 大阪府大阪市
【血液型】 ※非公表
【身長】 173cm
【体重】 73kg
【趣味・特技】 サッカー
【高校】 ※非公表
【職業】 サッカー選手
松本光平さんは幼い頃からサッカー好きでサッカーを始めると、中学生の時には『セレッソ大阪のU-15』に所属し、同期の柿谷曜一朗選手やひとつ年下の山口螢選手らと鎬を削りました。
高校時代には、ライバルチームである『ガンバ大阪ユースチーム』に移籍し、プロサッカー選手になることは確実視されていましたが、体育の授業で大ケガを連発してプロサッカー選手になる夢が断たれます。
そこで、松本光平さんはイングランドの超名門である『チェルシー（2008年）』の下部組織の入団テストを受け、アカデミーでプレイするも、不運に見舞われることに。
その後帰国して、Jリーグの『徳島ヴォルティス・セカンド（2010年）』『ジェフユナイテッド市原・千葉（2011年）』に在籍し、再び海外挑戦を目指してアメリカの『ロサンゼルス・ギャラクシー（2014年）』などのトライアウトを受けましたが契約に至らず。
さらに、度重なるケガに苦しみます。
そんな苦境の中、2014年に同期の柿谷曜一朗選手が日本代表としてブラジルW杯に出場したのです。
柿谷曜一朗選手を観て、「俺も世界で活躍したい！」と思った松本光平さんは、サッカーFIFAクラブワールドカップに出場することを決意すると、2014年10月にニュージーランドに渡り、アポなしで強豪クラブ『オークランド・シティFC』に所属することができました。
それから、オセアニアのサッカークラブを複数渡り歩き、現在（2022年3月時点）もサッカーFIFAクラブワールドカップ出場を目標に頑張っています。
松本光平、FIFAクラブワールドカップ出場の夢を果たす
FIFAクラブワールドカップ出場を目指して海外チームを渡り歩いてきた松本光平さんですが、2019年12月にオセアニア王者である『ヤンゲン・スポール（ニューカレドニア）』の一員として夢を実現させました。
同大会に出場した唯一の日本人選手です。
31歳の松本光平さんはDFとして途中出場し、開催国代表であるカタールの『アルサッド』と対戦しました。
結果は、3対1の敗戦です。
松本光平、失明危機からの復活
松本光平さんは、再びサッカーFIFAクラブワールドカップに出場することを目標に、2020年、ニュージーランドの『ハミルトン・ワンダラーズ』に所属していました。
コロナ禍ということもあり、自宅でトレーニングしていたのですが、2020年5月中旬、不幸な事故が起こります。
ガレージの壁にチューブを取り付けて引っ張って鍛えていたところ、留め具が外れて右目を直撃すると、チューブが左目にも当たったのです。
緊急搬送され、「手術はできず、視力が回復することはない」と医師から告げられ、ほとんど目が見えない失明状態になりました。
それでも諦めない松本光平さんは、クラウドファンディングで資金を募り、手術とリハビリを受けて、再びサッカーができる状態まで復活しています。
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