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カツラボクサー・小口雅之のその後、現在！育毛剤の影響で王者になれず？

2021年10月2日moguraテレビ番組激レアさんを連れてきた。

2021年10月4日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、2005年に「カツラボクサー」として話題になった小口雅之（コグチマサユキ）さんです。

試合中にカツラがずれて一躍有名になった小口雅之さんですが、有名になったりスポンサーが付くなどのメリットがあった反面、カツラ騒動によって人生が狂わされてしまいました。

知られざる小口雅之さんのその後と現在に迫ります。

小口雅之ってどんな人?

小口雅之さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 小口雅之（こぐちまさゆき）
【生年月日】 1977年8月27日
【出身地】 栃木県上三川町
【血液型】 B型
【身長】 172cm
【高校】 作新学院高等学校卒業
【前職】 『草加有沢ボクシングジム』所属のプロボクサー
【職業】 運送業、もつ料理店『大松』の手伝い

小口雅之さんは、作新学院高校1年生の時にボクシングを始め、その後、『草加有沢ボクシングジム』所属のプロボクサーとなりました。

プロボクシング戦績は、スーパーフェザー級で「29戦・19勝（7KO勝ち）・7敗・3分け」です。

小口雅之のカツラ騒動

小口雅之さんは、20代になって抜けがが多くなり、若くして髪の毛が薄くなったことを気にしていました。

そこで、「カッコよく見せたい！」との思いでカツラ屋さんに相談し、カツラを接着剤で頭皮に固定して試合に臨むことにしたのです。

そして、2005年12月13日、同じ『草加有沢ボクシングジム』所属の先輩プロボクサーであるコウジ有沢さんの引退興行でカツラを被って試合に臨んだところ、接着剤は耐えきれず、試合中にカツラがフワフワと浮き上がってしまいました。

3R終了後のインターバルにセコンドがカツラを外し、その後、小口雅之さんは7RTKOで勝利しましたが、その姿がテレビ番組で紹介されて「カツラボクサー」として有名になっています。

カツラ騒動によるメリット

カツラ騒動による小口雅之さんのメリットは、次のとおりです。

無名だったのに、一躍、全国的な有名プロボクサーになった
応援してくれる人が増えた
複数の会社らか育毛剤を貰ったり、育毛効果のある注射を打ってもらった
育毛剤の会社がスポンサーについてくれた
結婚できた

一見すると良いことが多いように見えますが、中にはその後に大きなデメリットに繋がったこともあります。

その理由は、次のデメリットを見ると分かります。

カツラ騒動によるデメリット

カツラ騒動による小口雅之さんのデメリットは、次のとおりです。

カツラを着用して試合したことで、後に口頭で厳重注意を受けた
プロボクサーであることを隠していたので、その事実がバレて勤務先の会社に解雇された
当時付き合っていた彼女にフラれた
育毛剤などの影響で日本タイトルマッチに大差で判定負けした
髪がフサフサになることはなく、育毛剤や注射の効果はなかった

プロボクシングのルールにカツラ着用に関する記述はありませんが、着用できるのはトランクスとシューズ、ノーファールカップと決まっているため、試合後に口頭で厳重注意を受けました。

さらに、会社に解雇され、彼女にフラれる災難にも遭っています。

そして、最大の災難は育毛剤であり、各社に提供された育毛剤を使用したことで、「以前のように体重が落ちず、減量に苦しむ」「減量失敗で闘志が湧かない」といったプロボクサーとしては致命的な状況となり、2009年10月10日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われたダブル世界戦の前座の日本タイトル戦で1R、2Rにダウンを奪われ、結果、10R・3-0の大差で判定負けを喫しました。