芸人界最強の男・ドランクドラゴン鈴木拓の波乱万丈人生
2021年9月20日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、最強の男を目指していたのになぜか芸人になり、芸人界最強になったドランクドラゴン鈴木拓(スズキタク)さんです。
ドランクドラゴン鈴木拓さんは、メガネを掛けていかにも弱そうな見た目であり、テレビで卑怯な姿を披露してネットで炎上することも少なくないので、弱者の立場にいると思っている人は多いことでしょう。
しかし、実際は、知る人ぞ知る芸人界最強の男で、長年に渡り格闘技をしています。
ドランクドラゴン鈴木拓さんが、波乱万丈な人生を経て芸人界最強の男になった経緯に迫りました。
鈴木拓ってどんな人?
鈴木拓さんのプロフィールは、次のとおりです。
【芸名】 鈴木拓(すずきたく)
【生年月日】 1975年12月7日
【出身地】 神奈川県
【血液型】 O型
【身長】 167cm
【体重】 70kg
【趣味】 シーカヤック、ルアーフィッシング
【特技】 格闘技、流鏑馬、釣り(船酔いしない)
【高校】 神奈川県立綾瀬西高等学校卒業
【事務所】 プロダクション人力舎
鈴木拓さんは、高校卒業後に2年間のホームレス生活を経て、人力舎の養成所である『スクールJCA』に入学しました。
そこで、塚地武雅さんに誘われてお笑いコンビ『ドランクドラゴン』を結成しましたが、塚地武雅さんは鈴木拓さんのことを「必要以上に前に出ない才能がある人」と勘違いしていたそうです。
『はねるのトびら』時代はギャラをコンビで折半していたので相方の塚地武雅さんに頼りきっていましたが、2011年からギャラが別々になったことで積極的に働くようになり、現在はお笑い芸人の他に、俳優やYouTuberとしても活躍しています。
ドランクドラゴン鈴木拓の波乱万丈人生
ドランクドラゴン鈴木拓さんの父親は、ハンバーガー店、アイスクリーム店など、いくつものお店を経営する実業家で、3億円の豪邸に住み、裕福な生活を送っていました。
しかし、プロボクサーのライセンスを持っていた父親は、息子の鈴木拓さんに対して超スパルタ教育をしたのです。
父親に命令された姉が鈴木拓さんの足を押さえた状態で腹筋をさせられ、サボろうものなら熱々のフライパンを押し付けられたこともありました。
そんな父親の口癖は「喧嘩は絶対に負けるな!」で、鈴木拓さんはその言葉を守り、小学生の時に喧嘩三昧の日々を過ごすと、小学1年生の時には柔道の神奈川県大会で優勝します。
こうして、自分の意志とは関係なく最強の男を目指し始めた鈴木拓さんですが、小学4年生の時に父親に耐えかねた母親が家出し、後日、車で小学校に迎えに来た母親に連れられて父親の元を去り、両親が離婚したことで貧しい生活を強いられることに。
それでも、プロレスやムエタイなどの格闘技にハマって技を習得し続けました。
その後、母親は再婚し、新しくできた父親に実の息子のように優しく育てられた鈴木拓さんですが、高校卒業後に2年間に渡り川でホームレス生活をし、釣りや格闘技に没頭します。
UFCで体重70kg台のホイス・グレイシーが、身長2m超・130kgくらいの巨漢を一発も殴ることなく優勝した姿を観て感動し、ホームレスでありながら18歳でブラジリアン柔術を習い始めました。
そんなある日、実の父親が亡くなったことを知ると、以前、『ガキの使いやあらへんで!』でダウンタウンの漫才を観て爆笑し、「自分もお笑いで人を笑顔にしたい!」と思った気持ちが高まり、姉に入学料の60万円を支払ってもらって人力舎の養成所である『スクールJCA』に入学します。
そして、養成所の仲間の間で「鈴木拓は強い!」と評判になり、鈴木拓さんと芸人仲間の勝負になった結果、精神的に追い込まれた鈴木拓さんは3人の骨を折ってしまったのです。
さらに、テレビ番組でニコラス・ペタス道場の門下生に挑み、体格差がありながらも2人に勝ちました。
残念ながら3人目には負けましたが、初戦だったら勝っていたかもしれません。
ドランクドラゴン鈴木拓は、このような波乱万丈な人生を経て、芸人界最強の男になりました。
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