保護猫に助けられた『ジオラマ食堂 てつどうかん』の場所・営業時間・定休日
2021年9月3日放送の『坂上どうぶつ王国』で、保護猫を助けたつもりが逆に助けられた『ジオラマ食堂 てつどうかん』が紹介されました。
YouTubeやSNSで話題になっているので、ジオラマ好きな人、鉄道好きな人、猫好きな人はご存知かもしれませんが、それ以外の人は知らないのではないでしょうか?
そこで、『ジオラマ食堂 てつどうかん』の詳細とサクセスストーリーについて迫ります。
『ジオラマ食堂 てつどうかん』のサクセスストーリー
『ジオラマ食堂 てつどうかん』は、大阪市天王寺区にあるジオラマを見ながら食事できる食堂で、2018年に開業しました。
オーナーの寺岡直樹さんは嵯峨野観光鉄道のジオラマを製作したジオラマのプロで、『ジオラマ食堂 てつどうかん』のジオラマも1970年代の地方都市をイメージした本格的な作りになっています。
ジオラマ好きな人や鉄道ファンに親しまれていましたが、『ジオラマ食堂 てつどうかん』も新型コロナウイルスの影響により休業せざるを得ず、経営を再開したものの客足は戻ることはなく、廃業寸前の状況に追い込まれました。
厳しい状況にある2020年6月11日に、隣にある保育園の前で生まれたばかりの子猫がぐったりした状態で保護され、保育士さんが1日中体を摩った結果、命を繋ぎとめます。
そして、『ジオラマ食堂 てつどうかん』に連れてこられて、この子猫を飼うことを決めたことで、『ジオラマ食堂 てつどうかん』の再建がスタートしたのです。
子猫を飼い始めた翌日、1匹のガリガリに痩せ細った猫がお店の前にいて、「子猫の母親じゃないか?」と思った寺岡直樹さんは、ご飯を与えました。
すると、その痩せ細った猫と子猫3匹がお店の前に止めてあった車の下で生活するようになります。
こうして、寺岡直樹さんは車を動かすことなく約3週間に渡り猫の親子を見守りましたが、その話を聞きつけた保護猫の保護活動をしている人が訪ねてきて、猫を保護して里親を探すことを提案されました。
この話を聞いて、「親子を引き離すのはかわいそう」と思った寺岡直樹さんは、4匹を引き取ることに決め、スタッフと共に猫の面倒を見るようになります。
そんなある日、営業時間後に子猫たちに店内を自由に歩かせ、その動画をSNSにアップしたところ、バズったのです。
子猫とジオラマ
サラお母さんの初体験
これをきっかけに、テレビや新聞などのメディアで取り上げられ、お客さんも増えて、お店の経営も黒字に転換しました。
『ジオラマ食堂 てつどうかん』の場所・営業時間・定休日
『ジオラマ食堂 てつどうかん』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | ジオラマ食堂 てつどうかん |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市天王寺区寺田町2-5-16 グランコンフォート天王寺ビル1F |
電話 | 06-6776-2460 |
営業時間 | 【月~土】 17:00~21:00 【日曜日】 12:00~21:00 【祝日】 15:00~21:00 |
定休日 | 無休 |
精巧なジオラマと、母猫「さら」、オス猫「れお」、メス猫「なら」「らいあ」をお楽しみください。
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