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雲研究者・荒木健太郎の本、プロフィール!『天気の子』『おかえりモネ』


雲

2021年8月8日放送のTBS系列『情熱大陸』は、雲研究者の荒木健太郎(あらきけんたろう)さんです。

地球温暖化の影響もあり、最近の日本の梅雨と夏には水害が当たり前のように起こり、ニュース番組で大きく取り上げられることも珍しくありません。

また、ゲリラ豪雨も人々に多くの悪い影響を及ぼします。

こうした水害やゲリラ豪雨などの予測ができれば、多くの人の命と財産が助かることになるはずです。

そのために、雲を研究している荒木健太郎さんの素顔に迫ります。

荒木健太郎ってどんな人?

荒木健太郎さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 荒木健太郎(あらきけんたろう)

【生年月日】 1984年11月30日

【出身地】 茨城県

【高校】 茨城県立竹園高等学校卒業

【最終学歴】 慶應義塾大学経済学部中退、気象庁気象大学校卒業、三重大学大学院生物資源学研究科博士課程修了

【職業】 雲研究者、気象庁気象研究所研究官

茨城県出身の荒木健太郎さんは幼い頃から優秀で、高校は偏差値70の茨城県立竹園高校に進学すると、「大好きな数学を使って研究したい!」との思いから慶應義塾大学経済学部に進学しました。

しかし、いい出会いがなかったことで1年で慶應義塾大学経済学部を中退し、大好きな数学を活かせる分野として天気予報を選ぶと、気象庁気象大学校に入学し直したのです。

この時、荒木健太郎さんは雲に全く興味がありませんでした。

気象庁気象大学校卒業後は新潟地方気象台で働き始め、銚子地方気象台を経て、気象庁気象研究所の研究官となります。

そして、2014年出版した著書『雲の中では何が起こっているのか』を書いたことで雲に興味を持ち、防災に活かすために雲の研究を始めました。

その後、三重大学大学院生物資源学研究科で博士課程を修了し、現在も気象庁気象研究所研究官として活躍しています。

その知識を買われて、新海誠監督の『天気の子』では、気象監修を務め、本人役で声優としても出演しました。

また、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』には、気象資料を提供しています。

荒木健太郎さんは、人々に気象について興味を持ってもらうために、自身で撮影した雲をツイッターで紹介しているので、雲や気象に興味のある方は見てみると良いでしょう。

ちなみに、荒木健太郎さんは結婚しており、娘がいます。

雲研究者・荒木健太郎の本

荒木健太郎さんが出版した雲や気象に関する本の一部を紹介します。

空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑
雲、雨、雪、虹、台風、竜巻など気象に関することを、わかりやすく面白く解説。

雲の中では何が起こっているのか
雲ができる仕組みや、ゲリラ豪雨の原因となる雲、雲と気候変動の関係などを解説。

世界でいちばん素敵な雲の教室
雲の楽しみ方を紹介。この本を読めば、空を見上げて雲を楽しめます。


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