激レアさん!大西芳明、1日304件の飛び込み営業!経歴・会社は?
2021年4月19日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、1日で304件の飛び込み営業をした伝説の営業マン・大西芳明(オオニシヨシアキ)さんです。
飛び込み営業とは、アポイントを取らずに会社や個人宅を訪れ、自社の製品やサービスをアピールして売ることを言います。
飛び込み営業する人も、される会社・人も、嫌な営業方法と言って過言ではありません。
現在は社会情勢の変化により減った飛び込み営業ですが、昔は頻繁に行われていた時期がありました。
そんな時代に営業マンとして活躍し、「伝説の営業マン」と呼ばれている大西芳明さんの素顔と経歴に迫ります。
大西芳明ってどんな人?
大西芳明さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 大西芳明(おおにしよしあき)
【生年月日】 1960年
【出身地】 兵庫県神戸市三宮
【高校】 兵庫県立神戸高等学校卒業
【最終学歴】 立命館大学産業社会学部卒業
【職業】 『株式会社セールスヴィガー』の代表取締役
大西芳明さんは、神戸高校卒業後、立命館大学に進学しました。
そして、大学1年生の時に一般家庭に教材を売る歩合制のアルバイトを始めると、飛び込み営業のテクニックと話術を磨いて好成績を上げ、大学4年生の時には神戸営業所の所長を任されます。
そのアルバイトの関係で、大学卒業後の1984年に湯浅商事株式会社(現・ユアサ商事株式会社)に入社した大西芳明さんでしたが、リクルートに就職した高校の同級生の紹介でリクルートの人に会うことになりました。
入社したばかりで、商社の仕事にも満足していましたが、リクルートの人の気に入られ、何度も誘われたことで、わずか1年でリクルートに転職します。
その後、リクルートで中古車情報の『カーセンサー』に配属され、大宮の営業所長や出向などを経験しましたが、以前から興味のあった会社の経営のために1999年9月にリクルートを退社しました。
こうして、知り合いとコールセンター事業などを行う会社を興したのですが、オーナーが粉飾決済していたのです。
正義感の強い大西芳明さんは、自分を信じてくれた株主のために自らの意志で破産手続きをしました。
この結果、41歳で無職となったものの、知り合いの紹介で『株式会社キャリアデザインセンター』で働くことができ、さらに、『株式会社パソナ』では役員を務めます。
そんな時に、『サムライ営業 すぐ売れる技術より、売れ続ける極意』という本を出版したのですが、この本を知り合いに配っている際に、リクルート時代からの知り合いである楽天の三木谷社長と久しぶりに会うことになったのです。
これがきっかけで、2007年10月に『楽天株式会社』に入社することになり、経営企画室室長や楽天市場事業の副事業長、楽天クーポン株式会社の代表取締役を務めます。
楽天で順調に出世していた大西芳明さんですが、会社の経営という夢を実現するために、2015年に楽天を退社し、2015年5月に営業研修、営業リーダー研修、マネージャー研修を行う『株式会社セールスヴィガー』設立しました。
大西芳明、1日に304件の飛び込み営業をした経緯と結果
大西芳明さんは、リクルート大宮営業所の所長を任されたのですが、この営業所の営業成績は関東で最下位で、しかも、ガテン系求人情報誌『ガテン』を創刊したばかりだったので、苦境に立たされました。
凄腕営業マンだった経験を若手社員に伝えようと努力しましたが、若手社員の士気は一向に高まりません。
そんな状況に業を煮やし、ある日、居酒屋で開かれた会社の飲み会で社員にブチ切れ、営業をする立場でないにもかかわらず、「やる気がないなら替わりに俺がやる!見とけ!」と豪語してしまったのです。
部下1人を引き連れて、7月の炎天下の中、300件を目標に汗だくになりながら飛び込み営業を続けると、ズボンは裂け、スーツは汗で白くなり、相手に心配されるほどボロボロになります。
意識が朦朧とする中それでも続け、朝8時から夕方5時までの間に304件の飛び込み営業を達成しました。
4件の端数は、数え間違えて目標の300件をクリアできていない可能性を考慮してのものです。
ちなみに、300件達成したことを営業所に電話すると電話の向こうで歓声が上がり、結果的に、約10件の受注に成功しました。
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