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藤原健一、自称コインランドリー刑事!マツコの知らない世界


コインランドリー

2016年11月22日放送のTBS「マツコの知らない世界」のテーマは、「東京コインランドリーの世界」です。

自称コインランドリー刑事と名乗る藤原健一さんは、13年かけて東京都内にあるコインランドリー全店を回った根っからのマニアで、首から下げた愛用のキャノン製一眼レフカメラで撮影することが生きがいになっています。

多くの人からしたら何が楽しいのか分からないでしょうが、藤原健一さんはこのディープな世界に魅了され、多くのコインランドリーを見てきたその道のプロなのです。

おそらく、日本、いや、世界唯一のコインランドリー専門家かもしれません。

藤原健一ってどんな人?

藤原健一さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 藤原健一(ふじわらけんいち)

【趣味】 東京都内のコインランドリー巡り

【職業】 ミニチュア畳や和室ジオラマの製作・販売

【会社】 藤原秀子商会

藤原健一さんは、精神疾患の母親の介護に疲れていた2002年頃、古本屋で見つけた100円の住宅地図で現実逃避の妄想旅行をしていた時に、地図の中に書かれてあったコインランドリーの文字を見て、実際にそこに見に行ったことがきっかけでコインランドリーに興味を持ちました。

確かにコインランドリーはありましたが、店名は書かれておらず、それにもかかわらず地図には「コインランドリー」と表記されていたことで、「コインランドリー」が店名のように認められた存在だと感じたそうです。

すぐに50ccのホンダトゥディを購入し、午前中は仕事と母親の介護、午後は気分転換のコインランドリー巡りをしていました。

しかし、白バイに違反の切符を3回切られ、電車やバスでの移動となります。

膝に水が溜まりましたが、それでも止めることなく続けた結果、離島を除く東京都内約2,300件のコインランドリーを制覇し、「コインランドリーの住所、店名、営業時間」などの情報をまとめたサイトを公開することが出来ました。

そんな変わった趣味をお持ちの藤原健一さんですが、本業は本物の畳をそのまま縮尺したミニチュア畳や和室ジオラマを製作・販売しています。

会社名から判断すると、母親から引き継いだのかもしれません。

現在のコインランドリー事情

洗濯機が一般家庭に普及した今、コインランドリーは減少傾向にあるようなイメージですが、最近はまた増え続けています。

その要因として、洗濯機があっても乾燥機はないという家庭が多く、カビや雑菌の繁殖を気にしてコインランドリーを使用していることや、マンションで夜間の洗濯が禁止されていること、大きな物も洗えることなどが考えられていますが、コインランドリーを運営する店舗はただその流れに乗っているだけではありません。

競争を勝ち抜くために、スタッフ常駐、乾燥まですべて全自動、携帯やパソコンで空き状況確認、メールでの洗濯終了通知、キッズスペース、カフェ風の店内、羽毛布団の丸洗い可能、スニーカーが洗える靴洗濯機といった様々なサービスで顧客の心を掴んでいるのです。

コインランドリーは、今後も残り続ける商売でしょう。

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