激レアさん!安藤拓郎 『漫画全巻ドットコム』の誕生秘話と苦労話
2020年9月5日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、『漫画全巻ドットコム』の社長である安藤拓郎(アンドウタクロウ)さんです。
『漫画全巻ドットコム』というWEBサイトをご存知ですか?
漫画好きな方はサイトを利用したことがなくても知っており、漫画に興味がない方でも名前を聞いたことがあると思います。
安藤拓郎さんは、漫画全巻を販売するという今までなかったサービスを考案し、大成功しました。
しかし、「注文から24時間以内に漫画全巻揃えて発送」を謳っていたので、とんでもない状況に陥ったのです。
そんな安藤拓郎さんの素顔と『漫画全巻ドットコム』の誕生秘話・苦労話に迫ります。
安藤拓郎ってどんな人?
安藤拓郎さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 安藤拓郎(あんどうたくろう)
【生年月日】 1974年
【出身地】 ※非公表
【最終学歴】 早稲田大学政治経済学部卒業
【職業】 『株式会社TORICO』の代表取締役社長
安藤拓郎さんは、漫画全巻をネットで購入できる『漫画全巻ドットコム』というサービスを考案した実業家です。
『漫画全巻ドットコム』誕生秘話・苦労話
海外志向が強かった安藤拓郎さんは、早稲田大学卒業後に日本オラクル株式会社に入社しましたが、外資系企業であるにもかかわらず国内営業の仕事がメインであることに不満がありました。
そこで、早期優遇退職制度を使って退職し、約1年間、アメリカで過ごします。
そして帰国し、三井物産に入社して中国とのビジネスに携わると、中国のスニーカー工場の人と知り合いになり、オリジナルスニーカーを中国で作って日本で売ることを提案されたのです。
そのアドバイスを受け入れ、高校時代からの友達と『TORICO(トリコ)』というブランドを立ち上げてオリジナルスニーカーを販売すると、あっという間に100足売れました。
「これは成功する」と判断し、三井物産を退職して、2005年7月に『株式会社TORICO』を設立します。
しかし、起業した途端、スニーカーは全く売れなくなり、スニーカーマニアが一足だけ買って一時的に売れたことを悟ったのです。
この時、家賃3万5,000円・四畳半・トイレなしのボロアパートの一室を事務所にしており、毎月20万円ほど必要でしたが、資本金が1,000万円あったので、スニーカーが全く売れずに収入ゼロでも耐えられました。
それでも1年後には危機感を抱き、経済的にも精神的にも追い込まれます。
そんな時、漫画やDVDが大好きで週末に夜ふかしすることも多い安藤拓郎さんは、「漫画が全巻買えるサービスがあったらいいな」と思い、『まんが全巻』というサービスをネットで始めました。
すると、サービス開始直後から次々に注文が入り、開始1ヶ月で売り上げ50万円超えです。
売り上げ的には嬉しい状況でしたが、実際は、安藤拓郎さんがバイクで都内の中古書店を巡って買い集めていたので地獄のような日々でした。
その後も全国の中古書店に電話して購入していましたが、注文が増え続けたため、それでも対応できません。
結局、「中古本の確保が難しい」「人気漫画と新書の値段があまり変わらない」という理由で、2007年9月に中古をやめて新書のみの全巻にして一時的に売り上げは減りましたが、現在は、中古・新書両方を扱っていた時よりも売り上げは伸びています。
その結果、事務所も八王子を経て、現在は秋葉原を拠点にしています。
【同日放送】 激レアさん!吉開千代がマサイ族42人を率いて大庭園を造った経緯
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