傘レンタル『アイカサ』のスポット・使い方・壊したり紛失した場合は?

2018年12月3日にサービスを開始した日本初の傘レンタル『アイカサ』ですが、2020年には全国各地に広がりつつあります。
突然の雨の時でも安心なアイカサについて、説明します。
傘レンタル『アイカサ』とは?
傘を持っていない時に雨が降った場合に、多くの人が、小雨なら構わず雨の中を行き、ゲリラ豪雨のように土砂降りならしばらく雨宿りすることを選ぶことでしょう。
しかし、そこそこの雨量でいつ降りやむか分からないような場合は厄介です。
しばらく待っても降り止まないようなら、雨宿りを諦めて、雨に濡れるかビニール傘を買うかすると思います。
ビニール傘を買えば、安く済ませることができ、しかも濡れることも避けられるので、ベストの対応のように感じますが、そうとは言い切れません。
壊れやすいので同じビニール傘を何度も使う機会は少ないですし、捨て方も各地自体によって異なるので面倒で、そういったデメリットを考えるとビニール傘を買うことに戸惑います。
そこで登場したのが、日本初の傘レンタル『アイカサ』です。
アイカサとは、傘のシェアサービスのことであり、自転車を借りるレンタサイクルの傘版を想像すると良いでしょう。
今、このアイカサが注目されています。
アイカサのメリット
アイカサのメリットとしては、次のことが挙げられます。
- 傘を持ち歩く必要がない
- 突然の雨でも安心
- ビニール傘を購入するよりも安く利用できる
- スマホアプリで傘シェアスポットの場所と本数をチェックできる
- 骨1本から修理できるようになっているので、壊れた場合も修理して使えてエコにつながる
アイカサのデメリット
アイカサのデメリットとしては、次のことが挙げられます。
- 新型コロナウイルスや細菌が心配
- 基本的に返却しなければならない(ただし、買い取ることが可能)
アイカサの利用料金・支払い方法
アイカサの利用料金・支払い方法は、次のとおりです。
1日(24時間)の利用料金 | 70円 |
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借りっぱなしの場合 | 420円を超えることはありません |
使い放題プラン | 【1ヶ月】 280円 ※傘を使っていなくても必要です |
紛失時 | 864円徴収されます |
壊した場合 | 当面無料です ※ただし、アプリのチャットで連絡が必要です |
支払い方法 | クレジットカード(Visa / MasterCard / JCB / Diners Club Card / American Express) LINE Pay |
ほぼ使い捨てであるビニール傘の値段は500円前後なので、上記のアイカサの利用料金がどれだけお得かよくわかるでしょう。
4日以上使うなら、1ヶ月使い放題プランの方がお得です。
アイカサのスポット・使い方
2020年7月時点で、アイカサスポットがあるのは、東京・横浜・大宮・名古屋・大阪・神戸・岡山・水戸・福岡です。
全国的に拡大しているので、その内、みなさんのお近くの駅や街でもアイカサを利用できるようになるでしょう。
なお、アイカサを使うにはスマホが必要です。
アイカサの借り方(東京・横浜・大宮・名古屋・大阪・神戸エリア)
- 『アイカサ』のアプリをダウンロードする
- アプリにログインする
- アプリの「アイカサを借りる」を選択する
- アイカサスポットに表示されているQRコードをスキャンする
- 傘をロックの手前まで持ってくると鍵が開くので、傘を取り出して使ってください
岡山・水戸・福岡エリアについて借り方が異なっており、上記4で傘の柄にあるQRコードをスキャンすると、傘の暗証番号3桁が届くので、それを使って傘の柄にある鍵を開いて使います。
上記のユーチューブ動画が、岡山・水戸・福岡エリアの説明になっているので、参考になるでしょう。
アイカサの返し方(東京・横浜・大宮・名古屋・大阪・神戸エリア)
- アプリにログインする
- アプリの「アイカサを返す」を選択する
- アイカサスポットに表示されているQRコードをスキャンする
- 傘をロックの手前まで持って行くと鍵が開くので、傘を奥まで差し込んで返却してください
岡山・水戸・福岡エリアについては、上記3までは同じで、その後は傘立てに傘を返却してください