小林寛司のレストラン『ヴィラ アイーダ』とプロフィール
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2020年7月12日放送のTBS系列『情熱大陸』は、シェフ&ファーマーの小林寛司(こばやしかんじ)さんです。
シェフとは料理長のことで、ファーマーとは農家を意味します。
そうです。小林寛司さんは、自ら野菜を栽培しながらレストラン『ヴィラ アイーダ』を経営し、その新鮮な野菜や地元農家の食材を使った料理を提供しているのです。
アメリカで誕生した「新鮮で安全な食材を農場から食卓へ」を意味する「Farm to Table(ファーム・トゥー・テーブル)」が現在主流となりつつありますが、小林寛司さんは約20年前からこのスタイルを実践しています。
その結果、2019年に「野菜がおいしい世界のレストラン(Top 100 Best Vegetables Restaurants 2019)」ランキングで初登場17位になりました。
この順位はアジア最高位です。
世界中の食通が通うレストラン『ヴィラ アイーダ』と小林寛司さんの素顔に迫ります。
小林寛司ってどんな人?
小林寛司さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 小林寛司(こばやしかんじ)
【生年月日】 1973年
【出身地】 和歌山県岩出市
【趣味・特技】 料理
【高校】 和歌山県立那賀高等学校卒業
【最終学歴】 大阪あべの辻調理師専門学校卒業
【職業】 レストラン『Villa AiDA(ヴィラ アイーダ)』の経営者・シェフ、農家
和歌山県岩出市の兼業農家の長男として生まれた小林寛司さんは、幼い頃から農業を手伝い、自然の中で遊んで育ちました。
母親がパンや洋菓子を作ることが好きだったことで、小林寛司さんも中学生になるとお菓子作りに興味を持ち、実際にお菓子作りをするようになります。
ただ、料理人になるつもりは全くありませんでした。
しかし、高校生になってアルバイトするようになると、ある時、飲食店ばかりでアルバイトしていることを実感し、キッチンでの仕事が楽しいと感じたのです。
こうして料理人になることを決意し、高校卒業後は大阪あべの辻調理師専門学校に通って料理を学び、卒業後は大阪のイタリアンレストランで働きます。
そして、スキルアップを目指して、21歳の時にシェフに紹介してもらったイタリアのお店で働き始め、4年間で合計8店舗で働きました。
本場イタリアで料理を学んだ小林寛司さんは、帰国後にイタリア料理店で働こうを考えましたが、理想のお店が見つかりません。
そこで、故郷の和歌山県岩出市に帰り、畑を一つ潰してレストラン『Villa AiDA(ヴィラ アイーダ)』をオープンしたのです。
最初は繁盛し、イタリアから食材を輸入していましたが、3年経つ頃にはお客さんの数が減り、食材を輸入することが辛い状況に追い込まれます。
その時、イタリアで働いていたレストランが地元の食材にこだわっていたことを思い出し、小林寛司さんも地元の食材で試行錯誤した結果、口コミで料理人が来店する機会が増え、メディアで紹介されることも多くなり、お店の経営が軌道に乗りました。
今では、レストラン周辺で年間150種以上の野菜やハーブを自ら栽培し、まさに、シェフ&ファーマーです。
レストラン『ヴィラ アイーダ』の場所・営業時間・定休日・予約・予算
小林寛司さんが経営しているレストラン『ヴィラ アイーダ』の詳細情報は、次のとおりです。
店名 | Villa AiDA(ヴィラ アイーダ) |
---|---|
住所 | 和歌山県岩出市川尻71-5 |
電話 | 0736-63-2227 |
営業時間 | 12:30~ |
定休日 | 不定休 |
予約 | 10席1テーブル(2~10名・3日前までのご予約制) ※予約フォーム、予約サイトからご予約ください ※1名様でのご予約は要相談 ※小学生未満のお子様連れのでのご来店は不可 |
予算 | お一人様:18,000円 ※9皿の料理、2皿のデザート・サービス料込・消費税別 |
『ヴィラ アイーダ』は、野菜の美味しいイタリアンレストランなので、野菜好きな方にお勧めします。
食べログの星の数は4個以上で、「美味しい!」と評判です。
小林寛司の料理本
小林寛司シェフが出版している料理本を紹介します。
『自然から発想する料理』は、レシピを知れると同時に野菜の調理法についても学べるため、料理することが大好きな方にお薦めです。
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