アイヌ語ユーチューバー 関根摩耶の大学・動画・プロフィール
アイヌとは、北海道(蝦夷ヶ島)やサハリン(樺太)、千島列島で暮らしていた先住民族のことで、彼らは独自の文化を持ち、独自の言語を使っていました。
そのアイヌ語は、片仮名やローマ字で表示されますが、日本人が聞いても何を言っているか全く分かりません。
明治時代に行われたアイヌ同化政策により、今ではアイヌ語を話せる人はほとんどいなくなってしまったのです。
2009年に行われたユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の調査では、アイヌ語は「最も危険な状態にある言語」に分類されています。
そんな状況を危惧して女子大生の関根摩耶さんが立ち上がり、アイヌ語ユーチューバーとして活躍中です。
若いながらアイヌ語を完璧に使いこなしているアイヌ語ユーチューバー・関根摩耶さんの素顔に迫ります。
関根摩耶ってどんな人?
関根摩耶さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 関根摩耶(せきねまや)
【生年月日】 1999年
【出身地】 北海道沙流郡平取町二風谷
【高校】 札幌第一高等学校卒業
【最終学歴】 慶應義塾大学総合政策学部在学中(2020年7月時点)
関根摩耶さんは、アイヌの血を引く人が多い北海道の平取町二風谷で生まれ育ちました。
父・健司さんは兵庫県出身で、アイヌ語に興味を持って平取町二風谷に移住してアイヌ語を学び、アイヌ語教室で子どもたちにアイヌ文化を教えています。
母・真紀さんは平取町二風谷出身で、アイヌの末裔であり、工芸家をしています。
この両親の間に生まれた関根摩耶さんは、幼い頃から祖父母にアイヌ語を教わったり、アイヌ文化と触れ合ってことで、アイヌを普通に受け入れましたが、成長するにつれて自分のルーツがアイヌにあることを恥ずかしく思うようになり、隠すようになりました。
しかし、高校生の時に友達に自分のルーツがアイヌにあることを告白すると、その友達は「自分にはそういったルーツはないから羨ましい」と言われます。
この言葉で勇気づけられた関根摩耶さんは、アイヌ語を広めるためにアイヌ語ユーチューバーとして動画を公開するようになり、総再生回数が10万回を超えて、テレビやネットニュースでも紹介される注目の存在となりました。
ちなみに、関根摩耶さんは慶應義塾大学に通う女子大生であり、まさに才色兼備です。
関根摩耶のアイヌ語YouTubeチャンネル『しとちゃんねる』
関根摩耶さんは、YouTubeチャンネル『しとちゃんねる』でアイヌ語の動画を公開しています。
この「しと」とは、アイヌ語で団子のことなので、日本語にすると『団子ちゃんねる』です。
勉強しないと、何を言っているか全く分からないですね。
興味を持った方は、アイヌ語の勉強をすると良いでしょう。
ちなみに、この『しとちゃんねる』の動画には、アイヌ語講師である父・関根健司さんが監修で携わっています。
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