激レアさん!北極冒険家・荻田泰永のプロフィール・大記録
2020年6月20日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、北極冒険家の荻田泰永(オギタヤスナガ)さんです。
荻田泰永さんは、TBS系列『クレイジージャーニー』やWOWOW『ノンフィクションW』など多くの番組で特集されているので、その存在を知っている人は多いのではないでしょうか?
私も、『クレイジージャーニー』で荻田泰永さんのことを知りました。
荷物や食料をたくさん詰め込んだソリを引きずりながら、極寒の氷の世界を歩いていた姿が印象的で、今でもよく覚えています。
地面は氷でもずっと平ではなく、数100kg以上のソリを引きずって小高い山状になった氷を超えなければならないことも珍しくありません。
場合によっては、何度も同じ場所を行き来して荷物の一部を減らし、ソリを軽くしてから難関を突破していました。
こうした苦労を続け、荻田泰永さんは北極と南極で大記録を達成したのです。
荻田泰永ってどんな人?
荻田泰永さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 荻田泰永(おぎたやすなが)
【生年月日】 1977年9月1日
【出身地】 神奈川県愛川町
【居住地】 北海道鷹栖町
【身長】 176cm
【体重】 74kg
【趣味・特技】 北極と南極の冒険
【高校】 神奈川県立愛川高等学校卒業
【最終学歴】 神奈川工科大学中退
【職業】 北極冒険家
荻田泰永さんは、日本人唯一の北極冒険家です。
「北極圏10,000km以上の単独移動に成功」「カナダからグリーンランドまでの1,000kmの単独徒歩行に成功(世界初)」「南極点無補給単独徒歩に成功(日本人初・世界3人目)」という大記録を樹立しました。
荻田泰永が北極冒険家になった経緯
神奈川県愛川町で生まれ育った荻田泰永さんは、愛川高校を卒業した後、神奈川工科大学に進学しました。
当時は就職氷河期で、大学卒業後に希望の会社に就職することが難しい時代でしたが、理系の荻田泰永さんは普通に就職できたはずです。
しかし、バイトしながら勉強しているだけの無益な日々に辟易し、大学3年生の時に大学を中退しました。
そんな時に、偶然、テレビで冒険家の大場満郎さんを観て感動し、番組で『北磁極をめざす冒険ウォーク2000』に参加する若者を募集していたので応募します。
そして、採用が決まり、大場さんが住む山形で短期間のトレーニングを積んだ後に北極に行くと、北極に魅了されました。
冒険家となった荻田泰永さんは、2001年から単独で何度も北極を訪れて10,000km以上移動すると、2016年には、カナダ最北の村グリスフィヨルドからグリーンランド最北のシオラパルクまでの1,000kmの単独徒歩行に世界で初めて成功します。
氷点下50度、ホッキョクグマの襲来、割れ目への落下などもあり、容易ではありません。
地球温暖化の影響で北極の氷が薄くなっているため、残念ながら「北極点無補給単独徒歩」に2回失敗しましたが、諦めずにチャンスを狙っています。
さらに、2018年には、日本人初・世界で3人目となる「南極点無補給単独徒歩」に成功しました。
このように、荻田泰永さんは超一流の北極冒険家であり、多くの冒険家から一目置かれています。
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