失業保険の証明写真のサイズは?スマホ撮影ならお得
失業保険(基本手当)の受給は本人が行わなければならず、その確認のために、失業保険の手続きには証明写真が必要です。
証明写真のサイズは、縦3cmX横2.5cmで、3ヶ月以内に撮影した写真2枚です。
失業保険の証明写真を撮影する際の服装ですが、本人確認用に使用するものなので、スーツではなく、普段着で構いません。
撮影方法については、以下の3つがありますが、それぞれに一長一短があるので、ご自身に合った撮影方法を選ぶと良いでしょう。
写真屋で撮影・現像する
最もスタンダードな証明写真の撮影が、写真屋さんにお願いすることです。
経験豊富で上手く撮影してくれるメリットがある反面、次のデメリットも存在しています。
デジカメやプリンターの普及により、カメラ屋さんの数が減っているので、お住まいの近くで撮影することが困難な方が多いでしょう。正直、失業保険の証明写真のために遠出してまで撮影する必要はないと思います。
1対1の撮影となるため、内向的な正確な方は緊張してストレスを感じます。そして、「あごをもっと引いて」「頭をもう少し左に傾けて」など、良い写真を作るためとはいえ、注文が多いのも気になります。
サイズや枚数にもよりますが、2枚・4枚で1,500円以上することが多いです。残った写真は就職活動などに使えますが、失業保険の証明写真としての利用だけを考えれば、「高い」と言わざるを得ません。
就活用の料金高めの証明写真なら撮り直し可能なところもありますが、一般的な証明写真であれば、現像されたものを渡されて、撮り直しはできません。まあ、失業保険の証明写真なので、「そんなにこだわる必要はない」と言えばそうですね。
以上のことから、就職活動のための証明写真ではないので、そこまで品質にこだわる必要はないでしょう。
証明写真機で撮影・現像する
就職活動用の証明写真なら、写真屋さんで撮影した方がいいですが、失業保険の証明写真なら、駅やショッピングモールなどに置いてある証明写真機で十分です。
昔は、「証明写真機で撮影した写真は、画質が良くない」と言われていましたが、今は技術の進歩によって、写真館で撮影したものと見分けがつかないほどのクオリティーになっています。
メリットとしては、次のとおりです。
機械の指示に従って撮影するだけなので、あまり緊張しません。唯一の難点は、証明写真機に入りづらいことです。
証明写真機の種類により回数は異なりますが、撮り直しができるので、確認しながら理想に近い証明写真を撮影できます。
写真屋さんで撮影すると数千円してしまうこともある証明写真ですが、証明写真機なら4~6枚、600~800円で撮影できるので、経済的にも優しいです。
補正機能が付いている証明写真機が良いでしょう。
スマホやデジカメで撮影してコンビニプリンターで印刷する
スマホやデジカメの普及により、証明写真を自分で撮影することが可能となりました。
メリットとしては、次のとおりです。
自宅のプリンターで出力すれば1枚数十円と安価です。もう少ししっかりしたものが良いという方は、コンビニプリンターを使うのがおすすめで、1シート200円です。
自分が気に入るまで何度でも取り直しできます。家族や友人・恋人に撮影してもらうのが楽ですが、三脚などを利用すれば、自分で簡単に撮影できるでしょう。スマホ用の三脚なら、ダイソーなどの100均にも売っています。
スマホなら、証明写真用のアプリがたくさんあるので、それを利用すると良いでしょう。「証明写真」でアプリを検索してください。
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでプリントできます。ご自宅の近くコンビニがある方は多いので、気楽に利用できますね。
失業保険の証明写真であれば、スマホで撮影したコンビニ証明写真で十分です。
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