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バイク免許を取得できる年齢・視力・その他条件


視力検査

自転車については免許制度はなく、誰でも購入して乗ることができますが、バイクに関しては、免許を取得しなければ運転することができません。

さらに、バイクは自分及び他の者に危険が及ぶ乗り物であることから、免許を取得する際にも、いくつか条件を満たさなければならないことになっています。

これからバイクの免許を取得したいという人のために、その条件について詳しく説明いたします。

バイク免許を取得できる年齢

バイクは体がむき出しであり、事故に遭えば自分及び周りの人の命を脅かす乗り物であるため、免許を取得できる年齢が定められています。

バイク免許は7種類ありますが、それぞれの取得可能な年齢は次のとおりです。

満16歳から取得可能・原付免許(50cc以下)
・小型限定普通二輪免許(125cc以下)
・AT小型限定普通二輪免許(125cc以下)
・普通二輪免許(400cc以下)
・AT限定普通二輪免許(400cc以下)
満18歳から取得可能・大型二輪免許(401cc以上)
・AT限定大型二輪免許(401cc以上)

細かく種類は分かれていますが、400cc以下は満16歳から取得でき、401cc以上は満18歳から取得できると覚えておきましょう。

ただし、「三ない運動」を実施している都道府県では、高校生が16歳以上で免許を取得すると学校側に知られ、卒業まで免許証を没収されます。

バイク免許を取得するための身体的条件

バイクを運転するためには、安全に運転できる健康な体である必要があり、次の条件を満たさなければなりません。

視力
両眼が0.7以上、かつ、1眼がそれぞれ0.3以上であること。メガネやコンタクトレンズによる矯正視力でも問題ありません。なお、1眼が見えなくても、認められる場合があります。
色彩識別能力
信号の色である、赤・青・黄の識別ができること。
聴力
10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえること。補聴器使用も可。
運動能力
自動車等の運転に支障を及ぼす障害を有していないこと。ただし、障害があっても、自動車等の運転に支障がない手段を講じれば、認められることがあります。

これらの検査は、自動車学校入校時に行われ、さらに、視力検査は、運転免許の交付時・更新時にも行われます。

注意が必要なのが免許の更新時で、しばらく視力検査していない間に視力が悪化して免許を取得できない状態となっている場合があるので、心配な方はメガネやコンタクトを新たに購入するなど、あらかじめ万全の状態にしてから行きましょう。

バイクの教習期限

バイクは、自動車同様に、教習期限が定められています。

期限までに取得しないと、それまでの全てが無効となり、教習費用も返ってこないので、早く免許を取得して卒業しましょう。

教習期限
教習開始日より9ヶ月。
卒業検定の期限
教習を終了した日から3ヶ月。

十分な期間があるので、ほとんどの人は問題ないと思います。


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