バイク保険のファミリーバイク特約とは?
原付バイクや小型バイクでも自賠責保険に入ることは義務付けられていますが、任意保険への加入は本人の意思となっており、加入率は半分以下と非常に悪いのが現状です。
「なぜ任意保険への加入率が低いのか?」と言うと、保険料が高いことが最大の理由です。
でも、家族の誰かが自動車保険に入っているのならば、ファミリーバイク特約を付帯することにより、格安価格で最低限の補償を受けられます。
ファミリーバイク特約で安く任意保険に加入
原付バイクや125cc以下のバイクは、「価格・維持費の安さ」「乗り回しやすい」との理由から、幅広い年齢層の人に乗られています。
しかし、約6割の人がバイクの任意保険に加入していません。
バイクの大きさにかかわりなく、事故に遭う可能性は同じであり、任意保険に加入していないことで、もしもの時にすごい高額の賠償金を負担しなければならいこともあり得ます。
逆に言えば、被害者が十分な補償を受けられるように考えることも必要なのですが、そこまでしっかりと考えられていません。
原付や125cc以下のバイクの場合、購入費用や維持費が安いことが魅力なのに、保険料が高額では意味がないということで任意保険に加入しない人が多いのですが、保険会社や条件により多少異なるものの、年3~5万円が相場となっていおり、場合によっては、それ以上です。
この保険料を見たら、正直、原付や小型バイクに乗ることも躊躇ってしまいますよね。
ただし、ご家族の誰かが自動車保険に加入しているのであれば、ファミリーバイク特約を付けることにより、もしもの時に最低限の補償を受けられるようになるのです。
しかも、保険会社によっては年6,000円くらいからとなっており、非常にお得です。
家族内で自動車に乗る人と原付・125cc以下のバイクに乗る人がいる場合は、ぜひ、このファミリーバイク特約をご検討ください。
ファミリーバイク特約の補償対象の範囲
アクサダイレクトの場合は、次のとおりです。 ※保険会社によって多少異なります
- 記名被保険者(保険証券に記名されている人のこと)
- 記名被保険者の配偶者
- 「1と2」の同居の親族もしくは別居している未婚の子
上記1~3までの人が、原付バイクまたは125㏄以下のバイクで対人事故・対物事故・自損事故を起こした時に、主契約(自動車の契約)と同じ補償を受けられます。
このバイクは、自分のバイクではなく、借りたバイクの場合にも適用されます。
なお、アクサダイレクトの場合は、アシスタンスサービス(ロードサービス)は受けられません。
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