西郷孝彦のプロフィール!校則なし世田谷区立桜丘中学校の元校長
現在学生の方はもちろん、それ以外の方は過去の学生生活を思い返すと、「校則が厳し過ぎる」と思ったことがあるはずです。
持ち物検査、服装検査、頭髪検査は特に厳しく、それほど逸脱していないにもかかわらず、違反として厳しく注意されます。
ある程度校則で縛らないと生徒の生活が乱れるというのは理解できますが、ハッキリ言ってやり過ぎですね。
しかし、世の中には、「校則なし・制服なし・授業に無理に出席する必要なし」など、自由過ぎる校風で大成功している都会の公立中学校があるのです。
2020年5月11日のNHK総合1『ストーリーズ』に出演した西郷孝彦さんは、周りの人に反対されながらも校長として世田谷区立桜丘中学校に自由な改革を施し、生徒の自主性向上や成績アップの結果を残しました。
その教育法が注目されている西郷孝彦さんと、自由な校風で成功した世田谷区立桜丘中学校に迫ります。
西郷孝彦ってどんな人?
西郷孝彦さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 西郷孝彦(さいごうたかひこ)
【生年月日】 1954年
【趣味】 映画観賞、ギター演奏、スピーカー製作など
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 上智大学理工学部卒業
【事務所】 元教師・世田谷区立桜丘中学校の校長(定年退職)
上智大学理工学部に通っていた西郷孝彦さんは、一般企業に就職するつもりで就職活動していましたが、「大企業の歯車ではなく自分として生きたい!」と思うようになり、教員の道に進みました。
そして、1979年、都立北養護学校(現・都立北特別支援学校)に就職し、その後、大田区、品川区、世田谷区で数学と理科の教員・教頭として勤めます。
その教員生活で、問題を抱える子供や余命が限られている子供との出会い、校内暴力、わが子との出会いを経験した西郷孝彦さんは、子離れ・親離れが必要と考えるようになり、「育てるのは15歳まで」「わが子が15歳になったら手放す」と決めたのです。
実際に、わが子が15歳になった時に子離れすると、2010年に世田谷区立桜丘中学校長に就任した際には、その考えを取り入れて生徒の自主性に任せることにしました。
校則なし・制服なし・授業に無理に出席する必要なしなど、今までの常識に反した自由過ぎる改革ばかりです。
一見すると無謀な改革でしたが、「区内トップクラスの優秀校になる」「有名高校への進学率が高くなる」「平均学力アップする」「イジメや校内暴力がなくなる」などの良い結果を残すことに成功し、西郷孝彦さんの教育法が注目されるようになりました。
こうして世田谷区立桜丘中学校で10年間に渡り校長を務めてきた西郷孝彦さんですが、2020年3月に定年退職しています。
校則のない『世田谷区立桜丘中学校』の場所・アクセス・特徴
西郷孝彦さんが校長を務めていた『世田谷区立桜丘中学校』の詳細情報は、次のとおりです。
学校名 | 世田谷区立桜丘中学校 |
---|---|
住所 | 東京都世田谷区桜丘2-1-39 |
電話 | 03-3429-6203~5 |
電車最寄駅 | 小田急線千歳船橋駅から徒歩13分 |
バス最寄停留所 | 東急バス 桜丘中学校バス停下車 徒歩2分 |
『世田谷区立桜丘中学校』の特徴
- 校則がない
- 服装・髪型は自由
- チャイムが鳴らない
- 定期テストがない
- 宿題がない
- スマホ・タブレットを持ち込んでも良い
- いつ登校しても良い
- 無理に授業を受けなくても良い
このように自由な校風となったことで、生徒が自ら判断してルールを作るようになり、イジメや校内暴力・不登校生徒の消滅、成績アップに繋がっています。
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