井本陽久のプロフィール、中学・高校・大学!カリスマ数学教師
2020年1月7日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、カリスマ数学教師である井本陽久(いもとはるひさ)さんです。
教師が生徒の成績をアップさせ、生徒やその保護者から多くの支持を得ると、「カリスマ教師」として全国的に有名となりますが、この流れは昔から現在まで続いており、それほど珍しいことではありません。
しかし、井本陽久さんのは、生徒や保護者から支持されているだけではなく、同じ教師からもその変わった教育法が注目されています。
全国の教育関係者が、次々と井本陽久さんの授業を見学に訪れているというから驚くばかりです。
教える天才・井本陽久さんの素顔に迫ります。
井本陽久ってどんな人?
井本陽久さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 井本陽久(いもとはるひさ)
【生年月日】 1969年
【出身地】 神奈川県?
【中学・高校】 栄光学園中学校・高等学校卒業
【最終学歴】 東京大学工学部精密機械学科卒業
【職業】 『栄光学園中学校・高等学校』の数学教員
井本陽久さんは、神奈川県にある超進学校『栄光学園中学校・高等学校』出身で、高校卒業後は、東京大学工学部精密機械学科に進学した秀才です。
東大で教員資格を取得すると、大学卒業後の1992年に母校『栄光学園中学校・高等学校』の数学教員となり、現在に至ります。
その一方で、感性を養うための『いもいも教室』を開講したり、児童養護施設の学習支援を20年以上続けたり、海外での教育支援などもしています。
そして、2019年春に、27年間勤めてきた正職員から非常勤講師となり、空いた時間をこれらに費やす決断をしました。
東大を始めとする一流大学進学者を毎年たくさん輩出する高校のカリスマ教師であるにもかかわらず、この決断をしたことは、他の人から見たら変わった人という印象を受けますが、井本陽久さんにとってはごく普通のことなのでしょう。
井本陽久が生徒を否定せず肯定し続ける理由
R君は、教育熱心な母親により育てられると、都内の有名私立幼稚園をお受験して合格し、小学生の時から学習塾漬けの日々を過ごして悩んでいました。
学習塾をサボっては怒られことを繰り返していましたが、それでも、神奈川御三家と呼ばれる進学校すべてに合格し、栄光学園に進学します。
そして、井本陽久さんがR君の担任になったのです。
中学進学時点で、R君は学校の宿題を全くやらず、盗難事件を起こす問題児になっていました。
そんなR君に対し、井本陽久さんは注意しますが、R君は赤点だらけの成績により中学2年生を留年し、結局、途中で退学します。
このことを反省した井本陽久さんは、生徒を否定せず肯定するようになり、怒ったり、注意したりすることをやめました。
現在、井本陽久さんの授業は多くの生徒の成績を上げることに成功して注目されているので、生徒を肯定し続けるという教育法は正解と言えるでしょう。
イモニイの愛称で慕われていることからも、生徒からの信頼が厚いことが分かります。
ちなみに、R君は、栄光学園中学校退学後、地元の中学校、公立高校、2年間のフリーター生活、東工大と進み、現在は東京大学の理系の研究員として活躍中です。
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