激レアさん!タカハシレーシング・高橋勝大、骨折68ヶ所でも病院行かず
2019年11月16日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、カースタントで有名な『タカハシレーシング』の代表取締役である高橋勝大(タカハシマサオ)さんです。
カースタントは、演者の代わりを務める仕事であり、映画やドラマの裏方であるため、普通は表には出ません。
しかし、日本でカースタントと言えば、誰もがタカハシレーシングと答える大きな存在になっています。
その一番の要因は、バラエティー番組やドッキリ番組にタカハシレーシングが協力しており、番組内で「タカハシレーシング」と伝えられることが影響しているのでしょう。
そして、この日本一有名なカースタント会社『タカハシレーシング』を創業したのが、高橋勝大さんなのです。
驚くことに、高橋勝大さんは人生で68ヶ所も骨折しているのに、一度も病院に行って治療を受けたことがないとのこと。
骨折の痛みに負けないずば抜けた根性で、タカハシレーシングを日本一のカースタント会社にした高橋勝大さんの素顔に迫ります。
高橋勝大ってどんな人?
高橋勝大さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 高橋勝大(たかはしまさお)
【生年月日】 1947年
【出身地】 群馬県
【特技】 カースタント
【職業】 『有限会社タカハシレーシング』の代表取締役
高橋勝大さんは、芸能一家の三男として生まれ、幼い頃から歌舞伎の子役として活動していました。
しかし、13歳年上で殺陣師の兄が、橋の上から10m下の川に飛び込むスタントを考案し、よく理解していない小学1年生の高橋勝大さんにやらせたことで、その後の人生を大きく動かします。
見事にそのスタントを成功させた高橋勝大さんは、「天才小学生スタントマン」として評判となり、多くの仕事が舞い込みました。
高校生になると、学校をサボって1人で危険なスタントの練習をするようになり、気付いたらスタントマンになっていたそうです。
さらに、社会人になってからカースタントに目を付け、タクシー会社に就職し、朝から夕方まで近くの草野球場でドリフトなどの練習をした後、夕方から街でタクシー業務をするようになります。
そして、タクシーでドライビングテクニックを身に付け、1965年にタカハシレーシングを結成しました。
当時は「スタントマン」という言葉自体がなかった時代で、高橋勝大さんはオールラウンドプレーヤーとして様々なスタントに挑みます。
肋骨と鎖骨を中心に人生で68ヶ所も骨折しましたが、絶対に病院には行かず、馬油を塗るか、サラダ油で練った小麦粉を塗っていたとのこと。
その結果、タカハシレーシングは日本一のカースタント会社になりました。
ちなみに、高橋勝大さんには息子がおり、父親と同じくスタントマンとして活躍していましたが、長男・髙橋幸司さんは、2017年10月に胆管がん肝転移ステージ4と告知され、闘病の甲斐なく、2019年5月31日に49歳の若さで亡くなっています。
タカハシレーシングとは?
高橋勝大さんが経営する『タカハシレーシング』の詳細情報は、次のとおりです。
会社名 | 有限会社タカハシレーシング |
---|---|
住所 | 神奈川県川崎市麻生区片平2-19-6 |
電話 | 044-988-1565 |
業務内容 | カースタント(2輪・4輪特殊運転)、ボディースタント(火ダルマ、4輪ハネラレ、ダイビング)、劇用特殊馬術、ワイヤーアクション、火薬操作、車両操作(キャメラ車・キャメラバイク等)、潜水作業、レスキュー全般、保険会社依頼による車両実験等 |
映画やドラマでカースタントのシーンがあれば、タカハシレーシングが携わっていると考えて良いでしょう。
フジテレビ系列ドラマ『101回目のプロポーズ』で、武田鉄矢さん演じる星野達郎がダンプカーの前に飛び出し、「僕は死にましぇん」と言った名シーンがありますが、このダンプカーを運転していたのもタカハシレーシングです。
また、日本テレビ系列『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』の罰ゲームなどにも協力していました。
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