激レアさん!板垣恵介 体を鍛え続けたら漫画『バキ』が大ヒット
「バキ道」板垣恵介×「BEASTARS」板垣巴留の親子対談が週チャンに掲載https://t.co/XGPNvljcif pic.twitter.com/xq7q0D3DBN
— コミックナタリー (@comic_natalie) September 19, 2019
2019年10月26日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、人気格闘漫画『刃牙(バキ)シリーズ』の原作者である板垣恵介(イタガキケイスケ)さんです。
『バキ』は、地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙が、「地上最強の生物」と謳われる父・範馬勇次郎を倒すことを目標に、迫りくる強敵と闘う内容となっています。
格闘漫画の中でも特に人気があり、芸能界でも多くの愛読者がその魅力をテレビで発信している状態です。
漫画家ということで、当然、必要以上に筋肉は必要ありませんが、板垣恵介さんは地上最強の男を目指して体を鍛え続けていたら、シリーズ累計発行部数7500万部を売り上げる大人気漫画家になっていたという変わった経歴を持っています。
板垣恵介さんが、『バキ』で大成功するまでの経緯に迫りました。
板垣恵介ってどんな人?
板垣恵介さんのプロフィールは、次のとおりです。
【ペンネーム】 板垣恵介(いたがきけいすけ) ※本名:板垣博之(いたがきひろゆき)
【生年月日】 1957年4月4日
【出身地】 北海道釧路市
【趣味】 少林寺拳法、ボクシング
【特技】 絵を描くこと
【高校】 北海道阿寒高等学校卒業
【職業】 漫画家
板垣恵介さんは、格闘漫画に定評がある漫画家で、『バキシリーズ』の他、『餓狼伝』も人気です。
3人の娘がおり、三女の板垣巴留(いたがきぱる)さんも、「第11回マンガ大賞大賞」「第22回手塚治虫文化賞新生賞」「第42回講談社漫画賞少年部門」といった賞を受賞している人気漫画家です。
ちなみに、板垣巴留さんの代表作は、「BEASTARS 1 (少年チャンピオン・コミックス)」です。
板垣恵介、格闘技、自衛隊、そして漫画家に!
板垣恵介さんは、絵を描くことが大好きな少年でしたが、その反面、身体を動かくことは嫌いでした。
当時、5歳年上の兄に力でも知能でも勝てず、学校ではいじめられ、「強くなりたい!」と思うようになると、テレビで力道山や大鵬、ファイティング原田、大山倍達の活躍を観て、憧れるようになります。
そして、兄に強制された相撲30番勝負で鍛えられ、学校の相撲大会で余裕の勝利を収めるほど強くなりました。
さらに、高校生の時に少林寺拳法を始めると、二段位を取得し、学校で誰もが恐れる先生にも圧勝するようになったのです。
高校卒業後は、少林寺拳法を辞めて地元企業に就職しましたが、「折角強くなったのに、もったいない」と、仕事の休憩時間に筋トレしたり、夜に走ったりし、体を鍛え続けます。
そんなある日、昼休みに拳立てしていると、先輩に「そんな暇あったら商品の名前でも覚えろ!」と怒られました。
他の人は寝ているのに、体を鍛えている自分だけが注意されたことに不満を持った板垣恵介さんは、友人に薦められた矢沢永吉さんの『成り上がり』の影響もあり、20歳の時に会社を退職し、自衛隊に入隊します。
自衛隊では、習志野第1空挺団に約5年間所属し、過酷な訓練に耐え、アマチュアボクシングで国体出場も経験しました。
しかし、B型肝炎を患って自衛隊を除隊することになり、1年近い入院生活の後も、職を転々とする苦しい状況が続いたのです。
この悪い流れを断ち切ったのが、子供の頃から大好きだった絵を描くことであり、いつか漫画家になることを夢見て子供の頃からイラストを描き続けていた努力が報われます。
小池一夫さん主宰の漫画家などを養成する『劇画村塾』に入塾してその才能を磨くと、1989年に『メイキャッパー』でデビューを果たし、1991年に『週刊少年チャンピオン』で連載が始まった『グラップラー刃牙』が大ヒットしました。
メイキャッパー
グラップラー刃牙
2019年現在、シリーズ累計発行部数7500万部突破ですが、その勢いは今後も続くでしょう。
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