激レアさん!瀧川鯉斗 昔は暴走族総長、現在は落語家
2019年10月19日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、昔は暴走族総長、現在は落語家である瀧川鯉斗(タキガワコイト)さんです。
『タイガー&ドラゴン』は、宮藤官九郎さん原作のドラマであり、長瀬智也さんと岡田准一さんがW主演を務めて2005年1月9日にTBSで2時間のスペシャルドラマとして放送されると、その人気の高さから、2005年4月には連ドラとして放送されました。
内容は、落語家に借金を取り立てているうちに落語に魅了された極道と、ある事件で落語家を廃業して売れない洋服店を経営する店主が出会うことで繰り広げられる日常を、時にコミカルに、時にシリアスに描いています。
大人気ドラマなだけに、今でも多くの人が『タイガー&ドラゴン』を覚えていることでしょう。
ただ、「あくまでもフィクションであり、現実にはそんなことない」というのが普通の考えだと思います。
しかし、瀧川鯉斗さんは、元暴走族総長の落語家というように、ドラマの主人公に酷似した経歴を持っているのです。
イケメン落語家として評判で、元暴走族総長とは思えない瀧川鯉斗さんの素顔に迫ります。
瀧川鯉斗ってどんな人?
瀧川鯉斗さんのプロフィールは、次のとおりです。
【芸名】 瀧川鯉斗(たきがわこいと) ※本名:小口直也(おぐちなおや)
【生年月日】 1984年1月25日
【出身地】 愛知県名古屋市
【血液型】 O型
【趣味】 バイク
【特技】 落語
【最終学歴】 高校中退
【事務所】 ぐあんばーる
瀧川鯉斗さんの本名は、「小口直也(おぐちなおや)」と言います。
東京で生まれると、父親の転勤に伴い、3歳の時に北海道札幌市、小学3年生の時に愛知県名古屋市に引っ越しました。
子供の頃から運動神経バツグンで、小学生の時に野球とサッカーを始めると、中学生の時にはゴールキーパーとしてサッカー愛知県選抜の練習にも参加するようになります。
しかし、中学生の時にバイクにハマり、さらに、暴走族に加入してしまったのです。
当然、学校には問題視され、サッカー推薦での高校進学の話がなくなり、このことによってさらに生活が乱れました。
別の高校に進学するも、初日に50人とケンカしてボコボコにされ、タバコを吸っているところを先生に見つかって退学処分となる始末。
その後、17歳で12代目の暴走族総長にまで上り詰めると、名古屋の平和公園で100対100の大喧嘩をして、勝負がつかないので尾張の暴走族代表として1対1で三河の暴走族代表と闘い、見事に勝ちました。
ただ、昼間に工事現場で働き、夜に暴走族のみんなとたむろしていた際、「居心地は良いけど、ずっとここにいらたダメだ」と思い始めます。
そんな時、映画『うなぎ』を観て役者になる決意をし、暴走族仲間にその思いを告げて、2ヶ月後に暴走族を辞めました。
2002年に上京し、生活のために新宿にあるレストランのアルバイトに応募すると、そこのオーナーが渡辺プロダクションのミュージシャンでもあったため、役者志望の瀧川鯉斗さんを快く雇ってくれます。
そして、そのことが瀧川鯉斗さんの人生を大きく変えたのです。
ある日、そのレストランで瀧川鯉昇(たきがわりしょう)さんの落語独演会があり、オーナーから「役者やりたいんだったら落語くらい知っておけ」と告げられた瀧川鯉斗さんは、初めて見た落語に感激し、打ち上げの席ですぐに弟子入り志願しました。
瀧川鯉昇さんに、「ひとまず落語を見て、それでもやりたければまた来なさい」と告げられると、瀧川鯉斗さんは、それから落語を約20回見ます。
それでも気持ちが変わらなかったので、再び瀧川鯉昇さんの元を訪れ、弟子入り志願して認められました。
瀧川鯉斗は、令和元年(2019年)5月に、真打に昇進しています。
瀧川鯉斗の落語動画
瀧川鯉斗さんの落語動画をいくつか紹介するので、ぜひ、お楽しみください。
『成り上がり~前座編~』
『二十四孝~月の石~』
瀧川鯉斗さんの今後の活躍に期待です。
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