激レアさん!富永照子のプロフィール、浅草・そば『十和田』4代目女将
2019年9月7日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、廃れ果てた浅草を観光地として再生させた冨永照子(トミナガテルコ)さんです。
浅草と言えば、今や日本を代表する観光地であり、特に雷門はその象徴として国内外で知られています。
日々、多くの日本人観光客・外国人観光客で賑わっており、実際に修学旅行や観光で浅草に行ったことがある人は多いことでしょう。
信じられないかもしれませんが、そんな浅草が一度廃れ果てたのです。
そして、その時立ち上がってさまざまな改革を行ったのが、浅草仲見世老舗手打ちそば『十和田』の4代目女将・富永照子さんです。
富永照子さんの素顔とその偉業に迫ります。
富永照子ってどんな人?
富永照子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 冨永照子(とみながてるこ)
【生年月日】 1937年1月
【出身地】 東京都台東区浅草
【高校】 上野学園高等学校卒業
【職業】 浅草仲見世老舗手打ちそば『十和田』の4代目女将
戦後復興もあり、日本一栄えていた浅草ですが、1964年の東京オリンピック開催に伴う高速道路建設や新幹線開通によって人の流れが変わり、「暗い・怖い・汚い」の3Kの街になってしまいました。
こうなっては、浅草の男性に成す術はありません。
そんな状況を見て、浅草仲見世老舗手打ちそば『十和田』の4代目女将として生まれた富永照子さんが立ち上がります。
「このままだと子供たちにいい浅草を渡せない」と思った富永照子さんは、昭和43年に『浅草おかみさん会』を設立しました。
しかし、取材を受けたところ、マスコミに「もう、男なんかに任せちゃおけない」と書かれ、その記事を読んだ男性たちの反発にあったのです。
当然、男性たちは自分の妻を『浅草おかみさん会』に入れないようにし、精神的に追い込まれた富永照子さんは何度も『浅草おかみさん会』を辞めようとします。
しかし、その苦境に耐えてさまざまな改革を推し進め、結果、廃れ果てた浅草を観光地として再生させることに成功しました。
富永照子の偉業
- 浅草出身であるホテルニューオータニの元社長・大谷米一さんを説得し、商業施設『浅草ROX』を誘致
- 運輸省を説得し、日本初の2階建てバスを浅草に走らせた
- 『浅草サンバカーニバル』を開催した
- 『浅草ニューオリンズジャズフェスティバル』を開催した
- タウン誌『おかみさん』を発行した
もし、富永照子さんがいなかったら、現在の浅草は廃れたただの街になっていた可能性が高いでしょう。
さらに、全国のおかみさんのために『NPO 法人全国商店街おかみさん会』を発足するなど、他にも多くの貢献をしています。
そのチャキチャキ過ぎる性格で、旦那が亡くなった後にその愛人の面倒を見ていたというから驚きです。
浅草仲見世老舗手打ちそば『十和田』の場所・営業時間・定休日
富永照子さんが4代目女将を務める手打ちそば『十和田』は、大正13年創業で90年以上の歴史がある老舗蕎麦屋です。
店名 | 手打ちそば『十和田』 すしや通り店 |
---|---|
住所 | 東京都台東区浅草1-13-4 |
電話 | 03-3841-7375 |
営業時間 | 【月~金】 11:30~15:30、17:00~22:30 【土曜日】 11:30~22:00 【日曜日】 11:30~21:00 |
定休日 | 年中無休 |
店名の『十和田』のとおり、十和田湖周辺の契約農家で収穫されたそばのみを使用した手打ちそばを頂ける蕎麦屋です。
天然水を使ったそばつゆは、化学調味料や添加物などを一切使用していないので、2種類のかつお節の風味が強く感じられます。
天ぷら専門店にも引けを取らない『天然えび天ざる』が一番人気メニューとなっているので、浅草を訪れる機会があったら、ぜひ、食べてみてください。
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