激レアさん!北大路翼 アウトロー俳句で賞受賞!店・本・プロフィール
2019年8月31日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、アウトロー俳句で賞を受賞し、「歌舞伎町の松尾芭蕉」と呼ばれている北大路翼(キタオオジツバサ)さんです。
俳句とは、「五七五の十七音から成る詩」のことで、季節を表す季語が含まれていなければなりません。
「古池や蛙飛びこむ水の音(松尾芭蕉)」「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)」「やせ蛙まけるな一茶これにあり(小林一茶)」など有名な俳句も多く、多くの人がその俳句や俳人を知っていることでしょう。
小学校・中学校・高校の国語の授業に俳句を勉強するため、実際に俳句を詠んだことがある人もいるはずです。
北大路翼さんも小学校の国語の授業をきっかけに俳句を始めました。
しかし、北大路翼さんの俳句は一般的な定型俳句ではなく、五七五や季語にこだわらない自由律俳句で、アウトロー俳句と呼ばれ、世間からは邪道と評価されたのです。
それでも認められ、「歌舞伎町の松尾芭蕉」と呼ばれるまでになった北大路翼さんの素顔に迫ります。
北大路翼ってどんな人?
北大路翼さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 北大路翼(きたおおじつばさ)
【生年月日】 1978年5月14日
【出身地】 神奈川県横浜市港南区
【趣味・特技】 俳句
【高校】 横浜高等学校卒業
【最終学歴】 青山学院大学卒業
【職業】 俳人、会社員、アートサロン『砂の城』の経営者
北大路翼さんは、小学校低学年の時に国語の授業で種田山頭火を学び、「かっこいい!」と思ったことから、たまたま家にあった俳句全集を読むようになりました。
幼い頃から勉強ができたこともあり、俳句を詠むようになりましたが、その半面、人と同じことは嫌だとの理由で個人行動をし、小学校高学年の時には競馬にハマって競馬場で馬券を買うようになります。
第一志望の高校には行けず、第2志望の横浜高校に入学すると、特進コースということもあり、勉強漬けの生活になりました。
そんな時、俳句をやっている今井聖教諭と出会い、意気投合して、後日、句会に連れて行ってもらいます。
それまで趣味で俳句を続けていた北大路翼さんですが、老人たちに交じって俳句をすることで俳句にハマり、今井聖さん主宰の俳誌『街』に入会したのです。
高校卒業後は、青山学院大学に進学しましたが、学業そっちのけで横浜マリノスの応援とナンパに没頭し、貯金なしのギリギリの生活を続けます。
それでも留年することなく大学を卒業すると、風俗情報誌の会社員として半年、フリーターとして2、3年働きました。
そして25歳の時、俳句を通じて知り合った知人が俳句の出版社を立ち上げたので、その会社で働きましたが、オーナーが儲け第一主義で怒鳴り散らすため、5年で辞めます。
こうして無職になった北大路翼さんは、朝起きて井の頭公園に行ってぼーっとしたり、お酒を飲んだり、ホームレスと仲良く話す生活を1年間続けました。
しかし、2011年、俳句のパーティーに参加した際に、出版社の編集者に誘われて、短歌の本を作る編集部に就職するに至っています。
北大路翼 アウトロー俳句で田中裕明賞を受賞
北大路翼さんは、歌舞伎町について詠んだ俳句2万句から約2000句を選抜し、2015年に『天使の涎』を出版しました。
この本が、2016年に若手俳人の登竜門である『田中裕明賞』を受賞しています。
ただし、アウトロー俳句というだけあって、今までのルールを無視しているため、多くの俳人から邪道扱いされている状態です。
『砂の城』の場所・営業時間・定休日
北大路翼さんは、芸術家の会田誠さんが経営する『芸術公民館』を引き継ぎ、2012年から歌舞伎町で『砂の城』というお店を経営しています。
句会準備中
翼さんがグロッキーなので20時30分頃から放送します! pic.twitter.com/Wnk6j5eK5U— 屍句会 (@shikabanekukai) August 23, 2019
店名 | 砂の城 |
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住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-3-10 3F |
営業時間 | 20:00~ |
定休日 | 不定休 |
『砂の城』では、北大路翼さんらが結成した「屍派」の句会が行われているので、俳句に興味がある方におすすめです。
【同日放送】 激レアさん!菅野瑞治也 ドイツの秘密結社で闘った!職業・本・プロフィール
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