柴田千代 チーズ日本一！お店・『チーズ工房 千』の場所と通販は？
2019年8月4日放送のTBS系列『情熱大陸』は、2017年に日本チーズ界の最高峰『第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト』で、最高となる農林水産大臣賞を受賞した柴田千代（しばたちよ）さんです。
柴田千代さんが作ったチーズは、「日本一のチーズ」と言っても過言ではありません。
「チーズを日本の文化にしたい」という強い信念をもってチーズ作りに取り組み、今では多くの者を虜にしています。
柴田千代さんのお店『チーズ工房 千 sen』とその素顔に迫りました。
柴田千代ってどんな人?
柴田千代さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 柴田千代（しばたちよ）
【生年月日】 1980年
【出身地】 千葉県富里市
【趣味・特技】 料理、チーズ作り
【最終学歴】 東京農業大学卒業
【職業】 『チーズ工房 千 sen』の経営者
柴田千代さんは、小学校5年生の時、エールフランスの飛行機整備士をしていた父親に連れられてフランスに行った際に、チーズやジュースなどが今まで日本で口にしていたものと違うことを感じ、日本の味に疑問を持つようになりました。
さらに、『買ってはいけない』というベストセラーの本を読み、日本の加工食品に多くの添加物が含まれていることを知って、ショックを受けます。
こうして、元々、調理師を目指していた柴田千代さんは、添加物が含まれていないチーズに興味を持つようになり、進路変更しました。
東京農業大学でチーズについて学び、大学卒業後は北海道の大手乳製品会社に研究者として就職するつもりでしたが、その会社が不祥事を起こし、工場が次々と閉鎖されて行くことに。
そんな状況を見て、手に職を付けることを考え始め、チーズ職人になることを決意したのです。
直接、北海道にあるチーズ工房を何件も訪れ、頭を下げてお願いし、給料ナシの条件でようやく雇ってもらえました。
「5時から21時まで労働、休日は月3日、食事付きの寮生活、3ヶ月間は給料ナシ」で、3ヶ月後からは月給3万円もらえましたが、休日もチーズ工房で研究に励みます。
そんな修行生活のある日、先輩が世界的なチーズのコンテストでゴールドメダルを獲得したことで、感化されました。
「自分も世界一のチーズを作りたい！」と思った柴田千代さんは、チーズ工房を2年半で辞め、アルバイトでお金を貯めてフランスに修行しに行きます。
しかし、1年後に帰国すると、チーズ作りは上達したものの、北海道では修業時代と同じ条件でしか雇ってくれるチーズ工房はありません。
自らチーズ工房を創業するにも、3000万円の資金が必要で手が出ません。
悪いことは重なり、千葉に住む父親が脳梗塞で倒れ、何度かお見舞いに行くことになりました。
その時、「競争率の高い北海道で勝負するより、地元の千葉で高品質・高価値のチーズを作った方が良い」「自宅にもすぐに帰れる」「小規模なら開業資金は300万円で済む」と考え、千葉に帰省します。
そして、ホテルなどでアルバイトして開業資金を貯め、物件として「牧場に近い古民家」を探し続けて、2014年12月に『チーズ工房 千 sen』をオープンしました。
2017年11月1日には、『第11回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト』で、最高となる農林水産大臣賞を受賞し、今では入手困難なチーズとなっています。
ちなみに、全ての工程を一人で行っており、高品質を維持するために月1営業です。
『チーズ工房 千 sen』の場所・営業日・通販
柴田千代さんが経営する『チーズ工房 千 sen』の詳細情報は、次のとおりです。
| 店名 | チーズ工房 千 sen |
|---|---|
| 住所 | 千葉県夷隅郡大多喜町馬場内178 |
| 電話 | 0470-62-6345 |
| 営業日 | 第1日曜日 |
| 営業時間 | 11：00～17：00 |
『チーズ工房 千 sen』のチーズは、日本独自の乳酸菌と酵母を使ったチーズで、今までに味わったことがない美味しさを感じられます。
商品は、「モッツァレラチーズ」「お家でモッツァレラチーズ」「和 フレッシュ」「椿」「竹炭」「チーズのオイル漬け」「デザートチーズ 結び」です。
完全予約制となっているので、チーズを購入したい方は、オンラインショップからご注文下さい。
営業日は第1日曜日だけです。
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